ガッタス優勝! スポーツでいくら筋書きのないドラマとは言え、やはり観戦した試合では勝って欲しいのでめでたしめでたしです。
■ グループA
初出場のミスマガジンとYJシューターズがどこまで戦えるかと思いきや、YJシューターズはまさかの決勝進出。攻撃は唯一のフットサル経験者
松原渓(他のチームにも所属していてサッカーズに連載まで持っている本格派)とその相方KONAN(あー! KONANって
SOUL TIGERの虎南有美なのか! 誰だ? ヤンジャンで全然見たことないし…とか思ってのにそれなら納得)の2人に任せて
金井アヤと
吉川あやのんを完全に自陣に引かせて守りきる作戦。それが見事に決まってガッタス以外には無失点で見事に勝ち上がり。
あやのんがXANADUの
MANAMIに突っかけられて倒れた時にしばらく倒れててどこか怪我でも? と思ったらいきなりスクっと立ち上がりMANAMIの方に向かってスタスタと歩いていったので、乱闘か?! と
ワクワクドキドキした。
さて、もう一方のミスマガジン。注目の眼鏡っ子
時東あみは何とキーパー。しかし自らの「眼鏡っ子」のキャラを守るためにサッカーオランダ代表ダービッツと同タイプのゴーグル着用。やった事が全然なさそうなのに思っていた以上に動きが良くてちょっと驚き。なかなか良い子だぞ、時東ちゃん。ガッタスとの試合で開始1秒くらいでいきなり
松嶋はちゅが
よっすぃ〜を吹っ飛ばしてファールを喰らう。意外と気が強そうな感じがしてもっとやれ! とか思ったのは内緒(実際にガッタス相手にはそれくらいしても勝てないだろうけど)。
■ グループB
CHOOP良いチームだなぁ。
カレッツァ相手にほぼ互角に戦えるんだから大したものだ。よしもとは斎藤陽子が完全に宝の持ち腐れ状態に。
■ グループC
TEAM dreamはかなり厳しいな。誰か1人でも経験者がいればYJシューターズみたいな戦い方が出来るけど、そうもいかない。運動神経が良い感じもしないし…。
dreamじゃない子も結構いるのにチーム名がTEAM dreamなのが原因だな、きっと!
FANTASISTAは若さに早く! 前へ! というチームカラーが上手くマッチしていて良いチーム。REALLY?は登場時にメンツが明らかに少なくておいおい大丈夫か? 的な雰囲気がプンプン。
■ 準々決勝第1試合 CHOOP対FANTASISTA
ファンタの
木村、
青谷の攻撃陣が見ていて気持ちが良い。もうちょっと青谷の決定率が高ければ…。CHOOPは袴田吉彦を始めコーチ陣がとにかく熱い。PK戦の時はコーチ4人でベンチで手を繋いでいるし、男同士で本気で抱き合って喜んでる。ここは強くなるぞ。
■ 準々決勝第2試合 Carezza対REALLY?madrid
「お台場の壁」こと
森本さやかがいない事もあってカレッツアの順当勝ち。「新人女性アナウンサー3人の内2人が出場しています(by
青嶋アナ)」
もう1人は? もう1人は何処?!
■ 準決勝第1試合 Gatas Brilhantes H.P.対CHOOP
ベストメンバーをスタメンで使い勝ちに行くもCHOOPに先制されるあわやの展開。後半、高速ドリブラーとして開花したあさみのゴールでなんとかPKに持ち込む。ほぼ会場全体からのブーイングのプレッシャーもあってCHOOPの選手がほとんど枠を外し何とか勝利。試合終了後、袴田監督がよっすぃ〜に握手を求めていたのが印象的。「次は負けないぞ」って感じかな。
■ 準決勝第2試合 Carezza対YJシューターズ
カレッツアの貫録勝ち。あやのんが点を入れられた時に床をドン! と踏みつけて明らかにご立腹でした。間違いなく負けが見えている状態で松原渓を下げないのは何故? 次の3、4位決定戦に向けて体力回復を図るべきだったと思う。
■ 3、4位決定戦 CHOOP対YJシューターズ
石坂ちなみや
近野成美と言ったそれまで試合に出ていない選手を起用するYJシューターズ。それで勝てるほどCHOOPはあまいチームではないぞと思いつつも押されながらも何とPKにまで持ち込む善戦。結局準決勝ではえげつないブーイングのプレッシャーに負けたCHOOPも今回はきっちり決めて勝利。
■ 決勝戦 Gatas Brilhantes H.P.対Carezza
戦前の予想通りこの2チームによる決勝。ガッタスのスタメンによっすぃ〜がいないスタメンでちょっと驚く。あさみを軸に攻めるも決め手不足。
コンコンが目の前の敵にパス→好セーブという1人ミラクルプレーもあったものの前半は0-0で折り返し。
後半は選手を総入れ替えして勝負に出る。キックインからのワンツーで繋ぎ最後はよっすぃ〜がミドルをズドン。この1点を守りきりガッタス優勝! しかも体調不良なのか決勝は出場しなかった
是永抜きで勝てたのは大きい。
ガッタスはみうな、あさみの今までサブだった選手がバリバリ使えるようになったのがかなり大きい。あさみはとりあえずトラップさえ鍛えればあのドリブルは大きな武器になる。みうなはボールのコントロールが上手いから最後列から組み立てが出来る。あと
柴ちゃんとか
斉藤さんとか力が1段落ちる子も自分で出来る事を精一杯やってたのが勝因じゃなかろうか。斉藤さんなんてカレッツア相手に精一杯プレッシャーをかけてたしね。
ガッタスはポゼッションサッカーを目指しているんですね。キーちゃんのいた頃の
ヴェルディってそんなサッカーでしたっけ? それはともかくフットサルでポゼッションってあまり有効な戦術ではないと思うんですよ。コートが小さくてパスを回してもそれほど崩せるとは思えないですし…。それにポゼッションサッカーを目指すのならもう少しトラップやパスの技術を磨かないとちょっとドキドキしてしまいます。
ガッタス、カレッツア、ファンタ、CHOOPの4チームはほとんど差がないように見えます。ポゼッションのガッタス、
小島のドリブルを活かすカレッツア、速攻のファンタ、バランスのCHOOPと各チームにそれなりに色が出てきているのも面白いです。今後はこの4強に他のチームがどれだけ迫れるですが…。
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YJシューターズがほぼ素人集団(個人も、チームも)なのによくやっていました。3、4位決定戦にキーパーで出場した
石井めぐるなんて素手でキーパーをやっちゃうくらいのレベル(PKになったらコーチがダッシュでグローブを控え室に取りに走ってました)なのに、PKで負けた時は泣いていましたし。金井アヤもコーチに「上がれ!」って言われると最前線にまで猛ダッシュして行ってしまう微笑ましい光景も見られました。
このチームは吉川あやのんがズルズル下がってキーパーと被っちゃうのと金井アヤがもう少し柔軟に攻め上がれると良くなるんじゃないかな。
しかし、金井、吉川、
野崎が縦1列に並んじゃう驚愕のディフェンスを見せてくれたのはさすが高橋陽一監督。きっとあのディフェンスには何か名前が付いているに違いない。
ミスマガジンは時東ちゃんとか
小林ユリは結構他のチームの試合も見ていて、ガッタスの試合の前には選手で固まって(多分)戦い方の話とかをしてたんだと思う姿が見れて、続けたら意外と何とかなりそうな気が。
梅さんとか
飯田さん並みの身長の子がゴロゴロいるし、特に最後尾で抜群のキャプテンシーを発揮していた
立花彩野の頑張りは見事としか言いようがない。
時東ちゃんのキーパーは見事にはまっていた。動きもキビキビしていてメキシコのカンポスのようなキーパーになれるかも。
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多分本人たちはそうでもないでしょうけど、YJシューターズ対ミスマガジンの試合は大人たちは火花バチバチだっただろうなぁ。