05/04/17
音速ラインに注目


 結局どっちなんだよ! ってね。僕は始まるとしてももうちょっと先だと思う。始まる始まる言ってても結局まだ始まってないしね。
 アップルの強みって言うのはiPodのシェアの高さともう1つコンテンツホルダーじゃないってのがあるんだよね。だからぶっちゃけレコード会社がどうなろうと知ったこっちゃないって言う(伊集院さんもそんなような事を言ってたみたい)。ソニーはそれと対極で自分の所がレコード会社でもあるからDRMを厳しくせざるを得なかったわけですね。で、じゃそのiTunes Music Storeで使われているDRMの緩いAACをそのまま日本で展開できるかって言うと多分無理なんじゃないかと。CDバーニングを認めているレコード会社もありますけど、まだそれは少数派です。アップルが頼み込んでそれが可能になるとは到底・・・。

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 僕はiPodユーザーでもiTunesユーザーでもないので正直それほどiTMS自体には期待していません。期待しているのはiTMSの開始による他の配信サービスへの影響。例えば価格とかDRMとか。

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 1曲99円でしかもmp3フォーマットで配信しているmusic99yen.comもあるけど、ここはunder flowerの過去の音源って事で少し特別。

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 ヤベーよ、僕も羽を広げちゃってるよ! しかも車とか携帯とかこれ見よがしにサイトに載せちゃってるし。広げまくりだな・・・。
 幸い僕はサイトで音楽的な嗜好は包み隠さず出してる(つもり)だからRAM RIDERと娘。が混在していても別にどうって事はないですが、最後に聴く曲だけは気を使ってたり。Audioscrobblerのシステムの性格上、最後の曲は結構残るのでそこで密かなアピールをしてます。例えば今なら平井理央がジャストなのでOHA-ガールの曲にしたりね。

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 遂にRAM RIDERがメジャーデビュー! ・・・なんだけど

 発注書が「RAM RINDER」・・・。
05/04/20
BOOM BOOM SATELLITES@名古屋クラブクアトロ
 クアトロに行くの久しぶりだなぁ。多分前に行ったのはレット・ミラーの時だから2年ぶりくらいか・・・。もうちょっと行くようにしないと。

 「the Chemical Brothersが日本人に起こした化学反応」とイギリスで紹介されたのも今や遠い昔。最新アルバムでは元々の出自であるロックをこれでもかと前面に押し出していて、スーパーカーと比べてもブンブンの方がエレクトロニクスの割合は低いようなレベルになっています。前のアルバムはちょっとダウナー過ぎたけど、今回はそれもなくて僕は好き。
 で、そのアルバムを受けての今回のライブ。もう、まんまロック。昔からライブにはサポートのドラムが入っていましたけど、どんどんその比重が増えているよう。「moment i count」ってアルバムの中では一番エレクトロニクス度が高い4つ打ちの曲も生ドラムに変わって一気にロック度数がアップ。シーケンサーを被せているから打ち込みで出来るにも関わらず。重々しくて生々しいロックンロールがそこに。
 でも基本は「ダンスミュージック」だから生ドラムなのにドラムンベースだったりブレイクビーツだったりロックのダイナミズムとダンスミュージックの肉体性を併せ持つ、とても楽しいライブでした。ブンブン最高!

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 ハロプロサイトの管理人的な視点で見ると、なーんも考えずに楽しめるこういうものこそライブだとつくづく実感する。ハロプロは、やれ歌に対する思い入れがどうだのこうだの考えすぎだよね。thinkじゃなくてfeelでなくっちゃ。

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 今週から始まったアニメ「エウレカセブン」フロッグ・ネーション佐藤大が脚本を書いてるんだけど、過去の出来事に対して「サマー・オブ・ラブ」とか名づけててちょっと笑った。

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 琉球ディスコ面白いなぁ。フォーマットとしては極ありきたりのテクノのそれだけど、ベースラインを沖縄音階にしたりシンセじゃなくて三線を使ってて、ちゃんとそれで「沖縄の音」になってるから。
05/04/29
そろそろCDラックがいっぱいに・・・
 時々気分がダウナーになって何もしたくなくなるんですが、そういう時の気分転換はCDの買い溜めに限ります。買い物でストレスを発散するタイプです。先週はコンサートついでにタワーレコードに行く機会が何度かありましたのでたっぷり仕入れてきました。ちょっと気分が上向き加減です。

Refely 「Nine Cliches」
 ロックもポップスも、ブレイクビーツドラムンベースも全てをぶち込んだ、21世紀のFlipper's Guitarかはたまた21世紀のnice musicか。東京っぽい音。好き。

The Shinno! 「ViViVi Variety」
 tetrapletrapの人とかが頑張ったおかげで今また渋谷系が密かなブームになってて、そんな中でのThe Shinno!。もうちょっとギターポップ寄り(身も蓋もない言い方をするとtetrapletrap-Fみたいなの)が良かったかな。

ガガーリン 「銀河クラシックス」
 あ、かなり良くなってる。インディーズ盤は小ぢんまりとしちゃってたけど、音がパキっとシャープになった感じ。外部プロデューサー(上田ケンジ)の導入はひとまず成功。

Sunday 「ウソツキBOY」
 プロデュースド・バイ・m-flo。今風にアイドルのプロデュースをさせたらm-floの右に出る者はいないかも知れない。いつの間にか「m-flo」の名前が安心感になりつつある。このオモチャ箱みたいな弾ける感じはユリーネさんが以前掲示板で書いていたようにm-flo loves Wにはぴったり。

推定少女 「17's Heaven」
 今までリリースされたDVDシングルを収録したセカンドアルバム。どうやら完全にロックにシフトチェンジしたみたい。でもそこはアイドルである推定少女。打ち込み主体だから別にロックに固執する必要はないんじゃないかと。
 しかし推定少女は戦略ミスだなぁ。制服エロ路線の時にDVDシングルを出していればもっと売れただろうに、制服を脱いで普通になってからビジュアルで攻めてもね。

SUGIURUMN 「sweet amazing」
 なんか今っぽい。エレクトロクラッシュ風味なのかな。来月発売のシングルは「STAR BABY」みたいなアゲアゲテクノ希望。
 ちなみに今回のフィーチャリングボーカルはLori Fine from COLDFEET

電気グルーヴ×スチャダラパー 「Twilight」
 なんか今っぽい。シンセの音色とか80年代っぽくて、やっぱりこれもエレクラって事になるのかな。単純な、短いセンテンスの繰り返しによる歌詞は若干テクノ色が強くて反対にスチャダラ色は薄いけど、真面目な電気とスチャダラの正しいコラボレーション。

Sider 「Not Pretty」
 PENPALSのギタリスト上条盛也が在籍しているバンド。LOCO-HOLIDAYS、STARWAGON、PENPALSと上条兄弟は見てきているけど、ひょっとして盛也君と欽也君が始めて分かれたバンドかも。湿度が限りなく低いアメリカンの風を感じるオルタナバンド。初期PENPALSが気に入る人は間違いなく気に入るはず。

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 あ、邦楽ばっかだ。

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 28日はMUSIC FARMCOALTAR OF THE DEEPERSを見てきました。ディーパーズ変わらないなぁ。基本的なラインは10年以上前の音源と全然変わってないから、昔の曲をやってもそれが懐メロにならないのが凄い。キーボードが入ったステージは初めて見た(&ナッキーがギターを弾かないステージも初めて見た)けど、良い! ナッキーは音の構築にはきめ細かい印象を受ける人だから、キーボードが入った方がCDに近くなって良いような気がする。
 何か盛り上がり的にどうなの? って気がしなくもなかったけど、楽しかった。

 セットリストを拾ったので追記。

01. Earththing
02. When you were mine
03. Cell
04. Unlimber
05. Prophet proved
06. How smooth
07. Recieve assimilation
08. Swimmers
09. 夏の行人坂
10. Snow again
11. The system made of greed
12. Hypervelocity
13. No thank you
14. My speedy sarah
15. Submerge
16. c/o/t/d
17. Amethyst
EN1. Dead by dawn

 「When you were mine」や「My speedy sarah」は1992年発売の「Sinking Slowly」収録の曲だからもう12年以上前の曲なんだよね・・・。