03/06/08
PLECTRUM 「Japanese Disco Is Fun?」
 Teenage Fanclubが来日している時に自分たちのバンドの名前を直接名付けてもらうという武勇伝を持つPLECTRUM(=弦楽器のピック)。ちなみにPLECTRUMと名付けられる前にメンバー自身が付けたバンド名はSTARSIGN。分かり易すぎ。その音楽は「Teenage Fanclubが〜」とかSTARSIGNというバンド名から想像出来る通りのギターポップ。それもティーンエイジや18 WHEELER、oasisからの影響をはっきりと見て取れるUK直系の。

 1枚目のアルバムは良く言えばインディペンデント、悪く言えばアマチュアリズム溢れる瑞瑞しいギターポップアルバム、2枚目は音の骨格がしっかりして厚みが増した男らしいロックアルバム、3枚目は1枚目、2枚目を踏まえフォークやエモも取り込んだアルバム、4枚目はメロディの良さを追求したアルバムと、スケールが小さいながらも着実にステップアップしてるんじゃないかな。僕は「Sunday Champion」は日本ギターポップ史上に残る名盤だと思ってます。サウンドだけじゃなくて歌詞も結構良くてね、「名前も知らないシングルを聴いて満足するのさ」とか「あの子は3時を夕方と呼んだ」とか。英語に逃げずにポップな日本語を上手くメロディに載せてます(何曲か英語詞の曲もありますけど)。「99曲目なんて退屈な歌を流そう」の99曲目ってNIRVANAのあれでしょうね。

 GRAPEVINETRICERATOPSピートベストとBRAVO NIGHTというジョイントイベントに出演していましたが(DRAGON ASHSKIP COWSも出てました。ライブ中に客席に下りてきたSKIP COWSのイマヤスと握手したなぁ・・・。)、ドラムの脱退で急遽出演がキャンセルになって波に乗り切れなかったのが残念。

■ メンバー
高田泰介 (Vo/g)
岸原尚紀 (b)
藤田顕 (g)

■ 主なディスコグラフィ シングル / アルバム
1996/05 Japanese Disco Is Fun? (ミニアルバム)
1996/08 FLOW
1996/09 Sunday Champion
1996/11 Japanese Disco Is Fun!
1997/05 SIMLE
1998/04 Star Bowling
1998/05 Camp Fire Thrill
1998/06 The Adventure of Pony Rider
2000/05 Night Patrol
2000/06 COLOMBIA
2001/08 Sorry
03/06/10
Rhett Miller@名古屋クラブクアトロ
 久しぶりに心から良かったな〜と言えるライブだったような気が。チケットは売れてなくてスタッフの人が話してるのを聞いたら当日券を入れて70人ちょいとか言ってて、確かにガラガラなんだけどステージ上のRhett Millerはそんな事お構いなし(っちゅーか、逆にイベンターの心配をしてたらしい)。曲とかPVから受ける印象では好青年というか良いとこの坊ちゃんって感じだったんですけど、全然ロックな人ね。ギター弾きまくり、髪を振り乱して頭を振りまくり、ついでに腰も振りまくり。すげーカッコいいの。もみ上げのない長谷川健太みたいなドラマーと職人みたいなギタリストがこれまた上手くて。レット・ミラーがアコースティックギター1本で唄う曲も何曲かあったけどそれ以外は全部バンドセットで、ライブを見てる限りだとカントリーの匂いはほとんどしないわ。Old 97'sの曲もやりましたけどパワーポップでしたし。
 バンドとかってTシャツを作ってマーチャンダイズをしっかりやるのが普通なんですけど、そういうのしないの。その代わりと言っちゃなんだけどCDを買ったらサイン入り生写真が付いてきた。バンドのサイン色紙なら家に何枚かあるけど生写真て。おまけにライブ終了後はロビーでサイン会。スタッフは気を利かせて椅子を用意してるのに座らないし。1人1人とちゃんと話してるし(通訳が出来るスタッフを交えてだけど)、ハグしてって言えばホントにやってくれるし。1時間弱くらいかなぁ、ずーっと笑顔でサインしてるのを見て、すげーいい人だと実感。

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 上に使ってるレット・ミラーの写真といい、PLECTRUMの写真といい、ステファブの写真といい、ホントに俺はこういうのが好きね。
03/06/21
お買い物日記
meg 「GROOVE TUBE」
 これ、かなり良いよ! フリッパーズの曲が女の子ボーカルにこんなに合うとはね。渡辺満里奈の「大好きなシャツ」とかFANCY FACE GROOVY NAMEとか女の子用に書き下ろした曲はともかく、自分たち用の曲がこれほどとは。megはカチッとした滑舌で唄う人じゃないから、原曲にあったサイケ感覚がかなり増幅されてドリーミーなポップソングに変身。

Theatrebrook 「オレタチフューチャー」
 シアターブルックって何時の間にかメンバー2人だけになっちゃったんだね(ひょっとして元からパーマネントなメンバーは2人だけで残りはサポートだったりするのかな?)。そのせいかはたまた狙ったのか、打ち込みメインのファンキーミュージック。くるりの「ワールズエンド・スーパーノヴァ」に近い感じのエレクトロファンク。ジャケットはかなり暑苦しいけど、いいよ。

Edwin Moses 「Love Turns You Upside Down [The Love Album]」
 誰? みたいな。タワーレコードのポップに「カーティス・メイフィールドがどうたらこうたら」みたいな事が書いてあったのでちょっと聴いてみました。んー、もうちょっとベタベタのソウルでもいいかな。ロックな人向けソウルミュージックみたいな感じ。あ、それって俺向けか。

■ HYDE OUT PRODUCTIONS 「First Collection」
 普段HIP-HOPは全くと言っていいほど聴かない僕ですが、このコンピの中に入っているFunky DLという人の「Don't Even Try It」に一目ぼれ。この曲、サンプリングしたピアノがかなりフィーチャーされていて生音チックでかなりお気に入り。

The Salteens 「Let Go of Your Bad Days」
 ネオアコ少年というものはマッチョイズムを感じさせない男性ボーカルとキュートな女性ボーカルに憧れを持ちつづけるものでして。そういう意味ではネオアコの伝統にキチッと則った良いバンド。カナダ出身というのも大自然って感じだし(←偏見?) よし!新婚旅行はカナダに決定だ!(予定なし)

Brendan Benson & The Wellfed Boys 「METARIE」
 おぉ! ブレンダン・ベンソンの新譜がこんなに早く聴けるとは! ・・・って聴いた事のある曲だな。サポートバンドがついてアーティスト表記も変わってますね。音も若干ヒップになってるかな? 基本的に曲は書ける人なのでアルバム単位でじっくり聴いてみたい。でもまた5年後とかだと、それはちと困る。

LOOSELY 「コバルト」
 愛知県豊橋市(めちゃめちゃ地元)出身の3ピースギターバンド。巷に溢れるブルーハーツチルドレンではないポップな手触りがアングラ臭さを抜いたBUMP OF CHICKENかも。豊橋出身ってdr.snufkin以来かな? 正直、どこかで聴いた感はあるけども、地元出身なんで買ってあげてね!

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 あー、レーベルゲートは買うのに抵抗なくなりつつあるなぁ。

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 元WINOのボーカル吉村潤がJUNというアーティスト名でソロデビュー(チョッコーはギターの弾き語りでイベントに出てたみたいだし、徐々に動き出したかな)。どうなるんだろ? 一番ありそうなのがKAGAMISUGIURUMNと組んで歌物ダンスミュージックかな?(今、SUGIURUMNと組むと「White Tipi」になっちゃいそう) スタイルカウンシルみたいなソウルなロックもありかも。
 これ、CCCDで困ったちゃんなんだけど、ちょっと前に出た沖野俊太郎の「Cloud Age Symphony」は普通のCDでイマイチここら辺のCCCDボーダーラインが良く分からない。

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 アメリカのVH1とかいうケーブルチャンネルが「25年の100曲」とかいう企画をやってまして、NIRVANAの「Smells Like Teen Spirit」がマイケル・ジャクソンを押さえて1位になっとります。おお、すげー!とか思ったらEMINEMの「8miles」とかも入ってて、思いっきり今の流行り物だけどどうなの?そのランキング。みたいな。でもこれ中日新聞に取り上げられてるんだよなー。
 NIRVANAと言えば僕が大学生の頃に「Teen Spirit」が出て、ビルボードのランキングがガシガシ上がって何週も1位になってるのをベストヒットUSA(だっけかな?)で見てて、アメリカすげーなーと意味もなく思っていたものです。
03/06/26
TMGEの「Girl Friend」をジャケ買いしそうになった
 良いねぇ、中島美嘉の「接吻」。やっぱり夏はダブ/レゲエだよねー(レゲエなんて全然聴きませんが)。3曲目のリミックスが凄い事になってますわ。Dennis Bovellというそっち方面では凄い人らしいんですが、元唄ばっさりメロディばっさり。ホラ、こう、「唄は残してねー」みたいなリミックスが多い中、こうでなくちゃ。写真撮ってるのは新津保建秀さんだわ、アートディレクションはTYCOONだわ、もう中島美嘉にラブラブ。壁紙でも作ろうかな(作りました)。

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 リミックスで思い出したんだけど、BONNIE PINKやら唐沢美帆やらの曲をIncognitoがリミックスしたアルバムってCCCDなのね。店頭で手に取って見てた時に全然気づかなくて買おうかなぁと思ってよ〜く見たら帯にマークが入ってるの。それも暗色系の緑色の上に赤のCCCDのロゴだから見難い見難い。危うく騙される所だったよ!

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 ミュージックマシーンによるとフリッパーズのトリビュートが作成されている模様。フリッパーズのファンて小賢しい人が多そうだから(偏見)、変な物を作ると文句言われそうな予感が無きにしも非ず。megはフリッパーズ知らなくて思い入れも何もないから素直に出来たんだろうけど、もしYOGURT-poohが「フリッパーズ知りません」って言っても確実に血は受け継いでいるからなぁ。
 あ、tetrapletrap参加しないかな。完コピしそう。

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 どうなっちゃってるの?状態のMYTHRIL改めCLAPPERSだけど、デビューシングルの「ロデオ・ガール」を予約してあるお店で聞いたら発売中止って言われちゃった。そんなー!

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 MAMALAID RAGの「君の瞳の中に」がかなり良いよー。
03/06/27
あれもCCCD、これもCCCD。もー!(プンプン)
 JUN(元WINO吉村潤)はダンスミュージックとのこと。アルファとかをやってるTAICHI MASTERがサウンドプロデューサーで作詞はフロッグマン佐藤大(僕的にはCOWBOY BEBOPとかの脚本家のイメージだけど)。そして卓球リミックスも収録。宣伝文句が「ニューウェーブ・リバイバル」だそうで、バリバリの現在進行形ではなく若干懐かしい感じのものになりそうな予感。CCCDなんだけどね、これ。

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 新譜ジャーナル見てたら最近は演歌もCCCDなのね。氷川きよし辺りは別にして何も演歌をCCCDにしなくてもなー。40代50代の人が必死にWinMXやWinnyでmp3を落とすわけでもなかろうに(落としてるのかっ?!)。ってかカセットテープが現行のフォーマットとして存在しているマーケットに対してデジタルコピー云々とか言い出すのも滑稽っちゃー滑稽。
03/06/28
GET UP LUCY!
 ありえなーい! tATuが生放送だっちゅーのに控え室から出てこない中、ミュージックステーションに神が! その名はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT! 台本的にはミニアルバム「SABRINA NO HEAVEN」のプロモーションで「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」を唄って出番は終わり。あとは困ったちゃんのタトゥだけなんだけど、ホントに出てこない。タモさんの唄が聴けるならそれはそれで良いんだけど、そうもいかない。誰もが困った状況で遂にミッシェル来たー! 急遽セッティングされた中で「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」! 正直鳥肌が立ちました。あのメンツの中で生演奏が出来るのがミッシェルだけ(他のグループはカラオケがいるからね)という点はあるにせよ、カッコよすぎ、ミッシェル。ロックって本当に良いものだよね。

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 tATu目当てでMステを録画していたのはナイショ。