そもそも僕が住んでいる地方ではチェキッ娘関連の番組は一切放送していなくて、「チェキッ娘というおニャン子クラブのコピーがいる」程度の認識でした。その認識はかなり当たっているんですが、この「おニャン子クラブ」というキーワードは諸刃の剣でして、かなりフィルターがかかってしまうんですね。
さてチェキッ娘ですが、その立ち姿ではなく曲に目を向けてみれば意外と佳作が多く、色物で済ませてしまうには惜しい存在です。「夏休みは終わらない」と唄ったのはおニャン子クラブですが、夏休みは終わりがあるからこそ「夏休み」としての存在意義があるわけです。それはアイドルも同じ事。一瞬の時を切り取るからアイドルは輝いていられます。そしてそこにはやがて来る終わりがあるから切なくもなるのです。チェキッ娘の曲はポップで、それでいて「切なさ」を曲の中に感じるため、アイドルポップスの点から見ればモーニング娘。よりも僕の評価は上です。
曲をDo As Infinityの長尾大が書いていたり、編曲を今をときめく亀田誠治が行っていたりと、生音を中心にして意外としっかりと作られていますので、「しょせんおニャン子のコピーだから」と思っている方も一度聴いてみる事をお勧めします。
特に「最初のキモチ」や「大好きな恋」はかなりキャッチーでもう少し認知度があってもいいかな、と思います。
次回のMETAMO編に続く・・・かも。
■ メンバー
多いので省略
■ 主なディスコグラフィ ■シングル / ■アルバム
1998/12 ■抱きしめて
1999/03 ■はじまり
1999/05 ■最初のキモチ
1999/07 ■CXCO
1999/07 ■海へ行こう〜Love Beach Love〜
1999/08 ■ドタバタギャグの日曜日
1999/09 ■ありがとう
1999/10 ■BEST MEMORIES (ベストアルバム)
1999/03 ■はじまり
1999/05 ■最初のキモチ
1999/07 ■CXCO
1999/07 ■海へ行こう〜Love Beach Love〜
1999/08 ■ドタバタギャグの日曜日
1999/09 ■ありがとう
1999/10 ■BEST MEMORIES (ベストアルバム)