サンプリング / さんぷりんぐ / sampling
現代音楽には欠かせない技術です。別の音源からある音だけを「サンプル」として抜き出し自分の曲に使用するという、ある意味「パクリ」です。元ネタはある楽器の音であったり、映画のセリフであったり多岐に渡ります。
例えば「リンゴ・スターのドラムの音」が欲しいと思った時に同じドラムセットを揃えても録音機材が違うだけで全く同じ音にはなりません。従って当時と全く同じ環境を揃えるという困難な条件をクリアするよりは「リンゴ・スターの叩いたドラムの音」をサンプリングして使って「リンゴ・スターのドラムの音」を再現するわけです。

ジェームス・ブラウンは自分の曲がサンプリングされている事に対して「もっとサンプリングしろ。そして俺を尊敬しろ」と言ったらしいです。流石。