1990年代初頭に活躍したいわゆる海外同時進行バンドの旗手です。Flipper's Guitarの、海外の好きな音楽をそのまま鳴らす方法論をもっとダイレクトに押し進めたサウンドで、当時の同系列のバンドの中では人気、実力ともにNo.1でした。マンチェスター・ムーブメントを取り入れライブではDJと共演するなど、日本においてセカンド・サマー・オブ・ラブを一番具現化したバンドでしょう。
マンチェスター的なサウンドのためダンスロックバンドとして捕らえられがちですが(実際に1stアルバム「lovemarine」はマンチェスターサウンド満載です)、むしろ沖野俊太郎が書くメロディーが気に入っている所が大きいです。メジャーデビューとなった2ndアルバム「SPACE DRIVER」の1曲目の「every plants son」は10年近くが経った今でも全く古さを感じさせない素晴らしいメロディーを持った曲です。「every planets son」はテレビ東京系で放送されていたファッション通信のOP曲として長期間OAされていたため耳にした事がある人もいるのではないでしょうか。
UKのCREATION系のギターバンドが好きな人には「SPACE DRIVER」はオススメの1枚です。
スーパーカーやBUMP OF CHICKENがストレートなUKギターサウンドを鳴らすことが出来たのはVENUS PETERの功績があったからといっても過言ではありません。Flipper's GuitarがいなかったらMr.CHILDRENが出てこなかったように、VENUS PETERがいなかったらスーパーカーもBUMPも出てきていないと思ってます。
■ メンバー
■ 主なディスコグラフィ ■シングル / ■アルバム
1991/08 ■DO BE FREE / FALL remix (12インチシングル)
1991/08 ■lovemarine
1991/12 ■obsession ep
1992/09 ■SPACE DRIVER
1992/11 ■star parade
1993/06 ■BIG "SAD" TABLE
1994/03 ■SHOT GUN BLUES
1994/04 ■bobby (7インチシングル)
1996/11 ■AULD LANG SYNE (ライブアルバム)
1996/10 ■the best of v.p. (ベストアルバム)
1991/08 ■lovemarine
1991/12 ■obsession ep
1992/09 ■SPACE DRIVER
1992/11 ■star parade
1993/06 ■BIG "SAD" TABLE
1994/03 ■SHOT GUN BLUES
1994/04 ■bobby (7インチシングル)
1996/11 ■AULD LANG SYNE (ライブアルバム)
1996/10 ■the best of v.p. (ベストアルバム)