で、M-age。「日本のJesus Jones」などと言われていた彼ら、音楽性・ルックスなどどれを取ってもまさにJesus Jonesフォロワー。ただのロックバンドだったM-ageがJesus JonesとPrimal Screamの音楽性を取り入れ大きく前進したかに見えましたが、世の中そんなに甘くはありませんでした。16ビートのハウスのリズムを使っただけの初期から比べれば、ボーカルとギター以外はほぼ全面的に打ち込みで作成されたトラックは格段の進歩を遂げていますが、Jesus Jonesの陰は払拭できませんでした。テクノなオケ+歌謡曲メロディという組み合わせ自体は非常に新鮮に映っただけに、このアルバムで解散してしまったのが残念です。
1stアルバムの中古がイギリスのレコード店で高値で売られていたという話もあって、そのためかCaspar Pound(RISING HIGH)がリミックスしたアルバムがイギリスでも発売されていました。
■ メンバー
KOICHIRO(Vo)
MIYO-KEN(g)
YUJI KAJIWARA(b) 脱退後CMJKとCONFUSION結成
KATSUSHIGE OKAZAKI(dr)
DJ PEAH(DJ/マニュピレータ)
MIYO-KEN(g)
YUJI KAJIWARA(b) 脱退後CMJKとCONFUSION結成
KATSUSHIGE OKAZAKI(dr)
DJ PEAH(DJ/マニュピレータ)
■ 主なディスコグラフィ ■シングル / ■アルバム
1992/01 ■KISS
1992/01 ■Walk on The Moon
1992/01 ■3 Re-mix+1
1992/02 ■MUSTARD
1992/07 ■Someday Close Your Eyes
1992/07 ■Someday ep
1992/11 ■vibEs
1993/05 ■NEXUS 7
1993/07 ■MOTHER
1993/11 ■blind venus
1993/12 ■Interface
1994/12 ■starshell (Caspar Pound Remix)
1992/01 ■Walk on The Moon
1992/01 ■3 Re-mix+1
1992/02 ■MUSTARD
1992/07 ■Someday Close Your Eyes
1992/07 ■Someday ep
1992/11 ■vibEs
1993/05 ■NEXUS 7
1993/07 ■MOTHER
1993/11 ■blind venus
1993/12 ■Interface
1994/12 ■starshell (Caspar Pound Remix)
---
もう一方の「ダンスとロックの融合」であるマンチェを現代日本に蘇らせるLOVEFLAREのアルバムを買う。もろにSTONE ROSESやPrimal Screamリバイバルなんだけど、あの頃の音楽を聴いていた者にはとても懐かしい1枚。ただしボーカルのヘロヘロ具合は筆舌に尽くしがたいものがあります。
---
あ、マンチェで思い出したけど、三浦イズルのフロム・レイクサイド・トゥ・ホールワールドなアルバムはどうしちゃったんだろう? リリース情報も更新されていないようだし・・・。期待してたのになぁ。
---
Phantom Planetがthe strokesみたいな音になってた。そこまで露骨に時流に乗ろうとしなくても・・・。
---
「素敵コンピレイション」GUITAR ROCKを買ってみた。これを聴いていると昔のギターロックとは違う時代になったのだなと実感。昔(と言っても10年とか5年くらい前)なら「Brand New Skip Decoration」とか(現COOKIE SCENE編集長の)伊藤英嗣さんがコンパイルした「Ask The Sky」のようにほとんど英語になると思うんですが、この「素敵コンピレイション」は全てのバンドが日本語詩。こういう所にも時代の流れを感じます。Mr.CHILDRENと言う大きな存在以降の。