02/12/03
しっかしロード・オブ・メジャー売れてるなぁ
 週末に何枚かCDを買ったけどホームランはなかったなぁ。ソフトタッチのシングルとか中澤真由のアルバムとかヒットは何枚かあったけど。そんな中でPrimal Screamの「Evel Heat」のUS盤を買ってしまいました。ここを読んでいる方はご存知の通り、僕は既に国内盤の「Evel Heat」を持っているんですね。じゃあ、何故今回US盤を買ったかというと「国内盤なんかヤだい!輸入盤しかいらないやい!」って事では全然なくて、US盤にPVやらライブやら収録したDVDが付いているからなんですね。
 さて、日本国内でCDアルバムはと言えば大体2800円程度ですが、このUS盤のお値段はと言うと・・・何と驚きの2290円(タワーレコード店頭で)! DVDがついてなおかつ国内盤より全然安い! まぁ、確かに市場規模が全く比べ物にならない英語圏と単純比較するのはナンセンスなんでしょうけど、この価格差はねぇ〜。国内向けにローカライズしてますけど歌詞・対訳とあまり誰も読んでなさそうなライナーノーツだけでしょ。もう少し頑張って欲しいものです。
 ソニーがCRYSTAL KAYRHYMESTERのアルバムを期間限定で2400円で発売してますけど、あれも思い切って1980円にするとアピール度は比べ物にならないほど高いんじゃないかな。400円くらいなぁって思っちゃうのも事実ですし。
02/12/05
GRAPEVINEは良いアルバムを出したのに大変だ
 レコード大賞金賞受賞者。

W-inds. 「Because of You」
Every Little Thing 「キヲク」
川中美幸 「貴船の宿」
島谷ひとみ 「亜麻色の髪の乙女」
田川寿美 「女人高野」
夏川りみ 「涙そうそう」
浜崎あゆみ 「Voyage」
原田悠里 「おんな坂」
氷川きよし 「きよしのズンドコ節」
hiro 「Eternal Place」
BoA 「Listen to My Heart」
森山良子 「さとうきび畑」

 小粒とか何とか言うより失笑しか出てこないような受賞者。ちなみに去年はと言うと・・・

Every Little Thing 「Fragile」
川中美幸 「大河の流れ」
木村弓 「いつも何度でも」
桑田佳祐 「白い恋人達」
田川寿美 「海鳴り」
DA PUMP 「Steppin' and Shakin'」
天童よしみ 「春が来た」
浜崎あゆみ 「DEAREST」
原田悠里 「三年ぶりの人だから」
氷川きよし 「大井追っかけ音次郎」
hitomi 「Is it you?」
hiro 「Your Innocence」

 変わってねーじゃん。レコード大賞ってどういう基準だっけ? 売れた枚数はゴールドディスク大賞があるし・・・あぁ、番組に出てくれる人か。レコード大賞は浜崎あゆみでいいからchemistryとかにも金賞をあげればいいのにさ。
 新人賞はLEADが取ったりして。
02/12/06
PUFFY 「赤いブランコ」
 PUFFYと言えば気合が入っているのかどうか窺い知る事が出来ない脱力系な所が魅力なわけですが、この曲は力入りまくりのロック。疾走感満点の、どちらかと言えばロックンロール。
 作曲、プロデュースがアンディ・スターマーという事でテンポを落とした、アンディの年齢相応の落ち着いたポップスを想像していたんですがアメリカの若いカレッジバンドに演奏を依頼したんじゃないかと思うような音です。アンディ・プロデュースでこういう何のヒネリもないストレートなロックなのは驚きましたけど、PUFFYの2人もまだまだ老け込むような歳ではないですし、僕は凄く好きです。
 PUFFYはアメリカのカレッジラジオか何かのコンベンションに参加したりしてたので、本来はアメリカ志向なのかも。そういや大貫亜美ちゃんのソロにはVelvet Crushも参加してたっけ。

 C/Wの「Planet Tokyo」はアンディ作詞の英語詩。訳したわけではなく全然関係ない事を言ってるみたい。「TOKYO」の発音が「ときお」だったりしてイカす。
02/12/22
This year's TOP5
 この時期にはおなじみの今年のアルバムベスト5。

1位 : Brendan Benson 「LAPALCO」
1位は文句なくこれ。良いメロディがあれば他には何もいらないという素晴らしい見本。6年待った甲斐がありました。多分、天才。
2位 : くるり 「The World is Mine」
と言うか「ワールズエンド・スーパーノヴァ」。それこそ猿のように聴きまくりました。まさに『エレクトロファンク』。借り物を自分たちの血肉へと昇華させる事が出来た曲だと思います。
3位 : Stereo Fabrication of Youth 「Know Future for You」
アルバム単位で聴けないからなかなか評価しづらい所があるんですけど、「ビーチボーイズ」は最高の爆裂ポップだったから。来年はメジャーデビューしそうだし、期待料込みで3位。
4位 : Phantom Planet 「The Guest」
今年の数少ないヒット新人の内の1つ(今年デビューちゃうか?)。一発屋の匂いがプンプンしなくもないけど、曲は書けそうなので次も期待。
5位 : WINO 「EVERLAST」
どん底の精神状態の「Dirge No.9」から一転、シンプルで突き抜けた傑作ロックアルバム。なんだけどなぁ。解散に涙。

 見事にロック系ばかり。ロックじゃないので今年聴いてたって言うとmegとかだけじゃないかな。あ、KAGAMIは聴いてたっけ。でもホント、ロック以外は数えるくらい。相変わらずっちゃー相変わらず。
 アイドルポップスは見事に不作だったような気がします。ハロプロ系だけだもんね、定期的にCDを発売してるのって。キンモクセイ堂島孝平NORTHERN BRIGHTなどが参加した乙葉のアルバムが面白い事になってるので、ちょっと期待かな。ライブもスポーツ新聞の写真を見るとドラムセットが置いてあるし、どうやら本当に歌が好きみたい。あとはこれと言って期待が持てそうなのは・・・。

 アマチュアバンドも遠ざかっちゃってるなぁ。