良いね、これ。ちょっとダンスクラシックス的な趣もあって、メランコリー（＝躁鬱状態）とはかけ離れた重過ぎない軽やかなポップス。暖かくなってきたこれからの時期にピッタリ。それにしても意味があるんだかないんだか分からないような言葉をビートにきっちり載せている歌詞は凄いな。歌詞カードを見ないと岡村ちゃん以上に何て言ってるか分かりゃしない。

　しかし、YUKIはバンドのお飾りボーカル（バンドとしてのサウンド的なイニシアティブという面でね）だった人のバンド解散後の活動としては結構理想的なんじゃないかな？ TMネットワークで言えばサウンド面は全面的に先生が握っていたわけでウツはうーむ・・・ってな具合に。

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　レイザーラモンHGの「YOUNG MAN」も買った。何気にHG大好きっ子です（基本的にお笑い好きだし、HGはプロレスも好きだしね）。
　イントロの感じからフィルターバリバリのディスコサウンドになるのかと思いきやいざ蓋を開けてみるとDEAD OR ARIVE。確かピート・バーンズってゲイだったと思うので、「YOUNG MAN」のヴィレッジ・ピープルと合わせて2段重ね。そこを狙ってDEAD OR ALIVEにしてるんなら凄いぞ。くどいくらいに凄いぞ。

　このHGの「YOUNG MAN」、実はハロプロファンにはお馴染みの玉井健二がプロデューサーです。アレンジも田中隼人って人と一緒に手がけています。この田中さんも玉井さんと同じagehaspringsに所属してて、agehaspringsは上の「メランコリニスタ」の作曲をした蔦谷好位置やHALCALIの「Tip Taps Tip」の田中ユウスケとか所属している要注目集団。

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　アンタッチャブル柴田の「だまって俺についてこい」（堂島孝平プロデュース）はこれでもかってくらいナイアガラでちょっと笑った。

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　もう1枚。Ginger does'em allの「nodes reversed on」。サンプリング世代のジャズファンク。MP3をWinampで聴くとギャップレス再生が出来ないから辛うじてトラックの切れ目が分かるけど、CDで聴くと公式サイトにも書かれているようにミックスCDのよう。

　うざったいと思いつつヲタ露店がいた方が心安らぐモーヲタ管理人です。代官山なんてオシャレな街に行くとドキドキしちゃうわ。わき目も振らずに会場に一直線ですよ。開場待ちの列を見ると僕と同年代くらいのお年を召したリアルタイムな方もチラホラいました。そして会場に入るとDJが「あの頃」を思い出さずにはいられない曲の数々をプレイ。懐かしいなぁ、こういう始まるまでのDJタイムってのも。僕が分かっただけでもCANDY FLIPとかマイブラとかSTONE ROSESとかプライマルとか懐メロオンパレード（「soon」と「Fools Gold」のミックスとか！）。

　僕が最後にVENUS PETERを見たのは解散ツアーの時だから多分1993年か1994年だと思うから、実に10年以上ぶり。大学を卒業する時に「今から10年間好きな音楽が変わらないままでいるか？」と自問自答して音楽に携わる仕事はスッパリ諦めたんだけど、10年以上経過した今でも全然変わってませんでした。当時と変わらない佇まいの5人（石田さんは坊主になってるけど）がステージに現れただけでテンション最高潮です。
　そして今回のコンサートは何と言ってもゲストコーラスの渋谷系のソウルフルな女性コーラスと言えばこの人、HICKSVILLE真城めぐみさん。真城さんコーラスの「obsession」はホント鳥肌物でした。僕がこっち界隈の音楽を聞くようになったきっかけの曲なので、これが聴けただけでも行った甲斐がありました。欲を言えば「The Sweetest Nothing」が聴きたかったなぁ。サイト的にもネタになりますしね。

　それにしても客が多かった。UNITのキャパは700人だそうですけど、チケットは完売。フロアも結構な人の入りでした。が！ 君ら盛り上がらなすぎよ。拍手の音も小さいしさぁ。と言うか、若い子が意外と多くて音源持ってなさそうな雰囲気でしたけど。


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　何か良くJames Bluntの曲が流れているのを耳にするなぁと思ったらドラマで使われてるんですね。「Back To Bedlam」は結構前に買ってたのでビックリだわ。名古屋も飛ばさずにライブに来てくれるから行ってみようかな。

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　今やすっかりファッションの人になってしまったMEGのシューシングル「ROCKSTAR」は蔦谷好位置作曲。うーむ、これは買わねば。