アコーディオンを抱えた渡り鳥cobaに誘われた凄い面子が集まったこのコンサート。言うても名古屋じゃなくて豊橋だし、そんなに大した事ないだろうと高を括っていましたが・・・すげー。マジすげー。アリーナに入った瞬間に豪華なステージに驚かされました。ちょっとした夏フェスくらいのレベル。この時点でこのコンサートの本気度合いが分かりましたわ。

　出演した面子は出演順にLOOSLY、II-J（ここまでオープニングアクト）、アルファ、SILVA、高木完、AFRA&INCREDIBLE BEATBOX BAND、SPECIAL OTHERS、熊谷和徳、coba、nobodyknows+、加藤ミリヤ。コンサートのコンセプトがVS＝コラボレーションにあって色々なアーティスト同士がコラボレーションもしています。例えばアルファ×cobaとかSILVA×高木完とかAFRA&I.B.B×cobaとか熊谷和徳×AFRAとか（cobaとAFRAがやりあった後にcobaがマイクも使わずに「おまえ、すげぇな」って言ったのが凄く印象的）。
　出演者が全体的にHIP-HOP寄りで僕がCDを持っているのはAFRA&I.B.Bとアルファくらいなんですが、それでもすっごく楽しかった。SILVAはテレビで見た時とは全然違ってゴリゴリのハウスビートにリミックスされたダンスクラシックスを本人がDJをしながらコーラスを入れるスタイルになってたし、高木完は全然HIP-HOPじゃなくてケミカルブラザーズみたいな曲を回してたし、熊谷さんは超イケメンだし、AFRAのヒューマンビートボックスは実際生で見ても信じられない音の数だし、nobodyknows+は流石は紅白歌手と思わせる盛り上がりだったし、こんな素晴らしいコンサートを企画してくれた豊橋市とcobaに感謝。

　「たくさん声をかけて、断られた奴もいる」とcobaが言ってました。コラボレーションしたりしてるからリハーサルとかの拘束時間もそこそこありそうだし（cobaは前日入りして1人でリハーサルを3時間くらいしてたんだって）、それにチケット代が2900円と安いからギャラもそれなりだと思う。それでも出てくれたアーティストは良いヤツラなんだろうね。

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　来年も開催するような事が最後にスクリーンに出てたけど、本当かな？ だとしたら来年も間違いなく行く。

　遂にPerfumeの1stアルバム発売！ BUY or DIE！ とか言ってみたりして。
　アルバム全体の統一感はこれ以上ないほど素晴らしいし曲も言う事ないしCDのアートディレクションもアイドルのCDとしてはピカ一だけど、新曲が1曲だけってのがねぇ。今じゃインディーズ盤は入手困難らしくてそういう意味じゃ入門用に打って付けなのかも知れないけど、せめて「イミテーションワールド」とか「カウンターアトラクション」は収録しても良いんじゃないかなぁ。

　とは言うものの唯一の新曲「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」がまた素晴らしい。アゲアゲではないちょっと大人な落ち着いた感じのハウスミュージックで、Perfumeの代名詞でもあるテクノポップからは少し外れた新機軸となってます。これが新しいPerfumeの路線を明示しているのか単に今の中田ヤスタカの好みなのか現時点では分かりませんけど、これは十分にありだと思う。

　あとシングル曲もアルバムバージョンと銘打った「エレクトロ・ワールド」以外にもちょいちょいミックスが変わってますので、シングルを全部持っているという方も一家に一枚！

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　ハウス方面だと寺田創一とのコネクションがつい最近出来たな。

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　RUFUSの「LONG DISTANCE」がかなりオススメ。つい最近メジャーデビューしたHALFBYも所属するSECOND ROYAL所属のシンガーソングライターのファーストフルアルバム。ポップな部分を残しつつもブラックミュージックのエッセンスを注入したソウルテイストなアルバム「Introdufus」、大胆にエレクトロディスコを導入したポップなシングル「NEW ARRIVAL EP」と経て、フルアルバムの「LONG DISTANCE」。生音とエレクトロのバランスが抜群で、生音の部分もWednesdayというバンドが付いたため格段にレベルアップしています。「唄」もちゃんと書けてるし、凄く良いアルバム。

　渋谷で行われた河田純子の11年ぶりのライブに行ってきました。

　河田純子は1989年に「輝きの描写」でCBSソニーからデビューしたアイドル歌手で、水着の写真集を出したりCMに出演したりと正統派アイドルとして活動していました。ただ、80年代末〜90年代はアイドル冬の時代だった事もあり、それほど長い活動期間とはならず芸能活動を引退しました。しかし今年になってLENPHaとして再び歌を唄い、そして今回の実に11年ぶりのコンサートの開催となりました。
　僕はQlairを除いて昔のアイドルのコンサートやイベントには全く言った事がなく、今こうやってハロプロのコンサートに行きまくっていて痛感するのはやはり昔のアイドルのコンサートにも行っておけば良かったという事です。僕にとっての失われた90年代でした。
　今回たまたまLENPHaでの活動の流れで1日限りの復活ライブが出来て、たまたまそれが日曜日で、たまたま楽天使の中で一番好きだった河田純子だったと言う事もあり、失われた90年代を取り戻すべくコンサートを楽しんできました（同じ日に地元で開催されたBerryz工房のコンサートのチケットを捨ててまで！）。当時のそのままの曲を、でもやっぱり当時と同じキーではちょっと唄えないジュンジュンと、当時よりもちょっぴり老けたであろうファンの皆と。変にR&Bのカバーを唄ったりする事もなく、僕らの誰もが思い描いているであろう河田純子の姿がそこにありました。行って良かった。Berryzと夏待ちレスターをスルーしてでも行って良かった。ちょっとだけ90年代を取り戻せた気がした。

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　まさかこの歳になって河田純子と握手をする事になろうとは！

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　にしても30過ぎててるのに全然綺麗だったなぁ。

　元Angelique高橋絵美がemicaというアーティスト名で再デビュー！

　画像は中日スポーツ本紙に掲載されていたものですが、正直ビックリしました。まさかこういう形でもう一度デビューするとは思ってもいませんでしたから。Angeliqueとしての最後のCDリリースが2001年8月なので実質5年ぶりの芸能界ですか。僕はAngeliqueは大好きでしたけど、彼女達の歌声を生で聴く機会にめぐり合う事は出来ませんでした。記事によると全国でライブを行うみたいなので予定の都合が付けば5年ぶりの、イヤ5年間遠回りをした歌声を聴きに行きたいと思います。

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　最近James BluntとかDaniel Powterがヒットしたものだからレコード会社が男性SSWの発掘に必死になっているようです。James MorrisonとかPaolo Nutiniとか。基本ロックで叙情的なメロディを書く人が好まれるようです。僕はこの手の音楽が好きなのでCDを買いまくりです。見事にレコード会社の手の上で踊らされてます。

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　ROCKETMANの「愛と海と音楽と」がイイ！ ROCKETMANの音楽面に関してふかわがどの程度のウェイトを占めているのか分かりませんけど、内村プロデュースで見せる微妙な面白さのふかわとは大違いです。i-depかと錯覚するようなラテンハウスからバリバリのエレクトロフィルターハウスまでかなり良い感じの歌物ディスコのオンパレード。最近はこればっかり聴いてます。