10/12/31
2010年お気に入りCDランキング
 今年はアイドル楽曲大賞もありましたし、僕もアイドル物とそうでない物を分けてランキングしてみました。まずはアイドル部門。

1位 : Tomato n' Pine 「キャプテンは君だ!」
これと「10月のインディアン」でどちらにするか迷いましたけど、「10月のインディアン」はまだ着うただけでちゃんとリリースされていないのでこちらで。
流行り廃りとかヲタ受け、もっと言えば会場での盛り上がりやすさなんかを奇麗さっぱり排除して、音楽の精度を高めて行ったら物凄く可愛い曲が出来ちゃって。ディスコ歌謡でそれをとびっきり可愛い女の子が唄うなんて最高じゃん。
2位 : ぱすぽ☆ 「Pretty lie」
何度か書いているようにTIFで初めて聴いたんですけど、宴会場で座ってダラーっと涼んでいた所でこの曲が唄われ始めて文字通り飛び起きたのがこの夏一番の思い出です。
アメリカンロックやパーティーロックだったりする他のぱすぽ☆の曲とは違う、かと言って昔流行った(嘘。そんなに流行ってはいない)インディダンスともやっぱり違う、あえて言うならハウス世代のダンスロック。アイドルがやってるロックと侮るなかれ。
3位 : Twinklestars 「Dear Mr.Socrates」
僕はそんなにCymbalsに入れ込んでいたわけではないので沖井さん(に限らず矢野さん、土岐さんも)に過度の思い入れはありません。とは言っても渋谷系で育ったのでこんなCymbalsみたいな曲は心ウキウキしちゃうのである。だってパパパコーラスから始まるんだよ。アイドルが好きな人も渋谷系が好きな人もCymbalsが好きな人もみんな聴いたら良いと思うよ。
4位 : 東京女子流 「ヒマワリと星屑」
アイドルが唄うにしてはガチンコすぎるファンクナンバー。イントロのギターのカッティングからしてもう。多分今までこういう曲をやっていない他のアイドルがこれを唄うと曲に負けちゃいますけど、女子流はこれが出来るキャパがあるって言うか。それは積み上げてきたものだったりすると思います。でもそれが出来るのもやっぱり女子流の凄い所です。
5位 : 杉本有美×矢野博康 「Catch You Catch Me」
キラキラ♡魔女ッ娘♡Cluv加護ちゃん目当てで買ったものの結局これだけ聴いてます。シンセブラスが鳴りまくりの矢野さんにしては珍しいハウストラックでアニソンのカバーと言う事を確実に忘れます。矢野さんと言えば今は南波ちゃんのプロデュースで活躍されてますけど、たまにはこういう感じで誰かを手がけてくれませんかね。
杉本さんと言えばDEPAPEPEプロデュースの「ハルコイ」もネオアコ風味で良い曲でした。

 続いてnotアイドル部門です。

1位 : ROCKETMAN feat. COSMETICS 「LOVE IS ALLU〜これからはじまるstory〜」
嗚呼COSMETICS、storyは始まらなかったよ。
1期のいなたさとは違うソフィスケテイトされたルックスとか好きだったよ…。モデルハウスだしさ…。ふかわはこれに懲りず"COSMETICS"を続けて欲しいな。
2位 : Secret Goldfish 「Just between us」
この曲はリリースされたり配信されたりしてなくてYoutube上に動画がアップされてるだけでしかも2003年のデモバージョンなんだけど、それでも今一番新しい曲です。一応2007年にアルバムのリリース予定があったりしました。まぁ、やっぱり出ないんだろうなぁとか思ったりもしますが。米国音楽の付録CDに収録されていた曲は僕が若かったせいもあってかピンと来なかったけど、今回の曲はピンピン来まくり。緩いグルーヴとエレクトロ感がグローファイっぽくもありますし。
3位 : Ringo Deathstarr 「Imagine Hearts」
今一番アルバムリリースが待ち遠しいアーティスト、Ringo Deathstarr。間違いなくマイブラとThe Jesus and Mary Chainの影響下にあるバンドで、それは他にもたくさんいます。Ringo Deathstarrが他と違うのはそれが「soon」、「Reverence」時代の影響を色濃く反映している点です。それはニューアルバム先行公開の「Imagine Hearts」も同様。
4位 : golf 「Silvers」
エレクトロニカなトラックにグッドなメロディを載せて唄うgolf。密かに注目していますけど、さほど人気が出る事もなく。それでもこの曲も収録されているシングルがまた素晴らしくて。前のアルバムからするとエレクトロ度が増した曲はより一層ソリッドになって、それなのにオーガニックな印象も受ける良いシングルです。
5位 : PANDA1/2 「中華街ウキウキ通り」
ジェームズ・パンダJr.が元テトラプルトラップ川島蹴太である事は公然の秘密で、それであるが故にPANDA1/2は渋谷系だとかその辺の曲をやっていて、「中華街ウキウキ通り」はタイトルの元ネタではなくその元、つまりフリッパーズをやってます。ただ、この曲に関してはそこは割とどうでも良くて、歌メロが凄く良い。そしてそこに載る藤岡みなみの声が凄く良い。この曲は「上海は夜の6時」とは違ってPANDA1/2用に書き下ろした曲なのかな? もしそうなら納得。

 今年は断言できます、トマパイイヤーでした。サイトの数十秒のサンプルを何回も聴いたり着うたからアナログ録音でmp3を作って聴いたり、娘。に熱を上げていたあの頃の情熱が戻ってきちゃった感じです。僕がもう少し若かったらファンサイトを作ってそう。来年はメジャーデビューも控えてますので(YUIちゃんのゴーカイジャーも控えてますが)暫くはトマパイで楽しめそうです。WADAちゃん可愛いし。
 あとはあれですか、黒船来航。少女時代は現地盤のCDを買ったり置き場に困るバカでかい写真集を買ったりする程度にはファンなので来日は心待ちにしていましたが、ファン層がここまで所謂アイドルファンと被らないとは思っていませんでした。スマイレージがちょっかいをかけていましたが、そもそも同じ土俵には立っていなかったようです。少女時代やKARAは多分今のPerfumeの立ち位置に近いんでしょうね。

 今年はamUが活動を停止したり、COSMETICSが活動を再開したと思ったら停止したり、メロン記念日が解散したりと悲しい出来事もありました。ただそれ以上に今年のアイドル業界のキーワードの「戦国時代」で色々楽しかったです。戦国時代が何年も続くのは若干こそばゆい気がしますが来年はまだ戦国時代で大丈夫でしょう! 来年も色々楽しみたいよ!
10/08/13
ROCKETMAN&COSMETICSインストアライヴ
 トマパイも見たかったですが、サインをくれるとなれ行かねば! ってわけで紙屑となったTIFの7000円のチケットを握り締めながらROCKETMAN&COSMETICSのライブ&サイン会に行ってきました。
 僕がイベント開始1時間弱前にCDを買って100番ちょっとだったので渋谷店でCDを購入した人と合わせて150人くらいでしょうかね。イベントスペースはぼちぼちいっぱいになってました。テレビの観覧を含めて3回目のダンス披露ですが今回はパッと見で分かるような大きなミスもなく、まずまずでした。トークはまだまだかなぁ。あやなちゃんはアクティブな子で社交的な性格っぽくてふかわとのトークも出来ます。ひなこちゃんは見た目イケイケっぽいですが実際はそうでもないかな? なるみちゃんはどうもトークと言うか自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手みたい。まだ緊張してるのかマイクも口から離れちゃったりしてひなこちゃんに直されたりしてました。色々お仕事はしてるけどそういうのとは別なんですかね。初々しくて僕はそういうの好きですけど。
 握手をする時にふかわに「あれ?前も来たよね?」とか言われて若干覚えられてる事はどうでもよくて、もちろん今回が初握手のCOSMETICSの3人はいやー可愛いかった。所謂アイドル的な可愛さではなくて(言い方は悪いかも知れないけど)今時の女の子的な可愛さが凄く新鮮でした。自分から手を伸ばして握手してくる子は握手に対する拒否反応が少ないと思ってるんですが、あやなちゃんがまさにそんな感じでオジサンは好きになっちゃうよ。
 TV収録含めてこの日が3回目となったダンスは(僕はTV収録は参加していないので見るのは2回目)、前回のアップルストア銀座では大きくふらついていた部分も今回は押さえが効いて頑張ってるなーと。あやなちゃん以外、人前で踊るの3回目ですもんね。よくやってると思います。今はROCKETMANの活動がメインになっているから難しいけど、もう少しCOSMETICSとしての曲を増やしてくれたらもっと色んなダンスが見られてもっと楽しくなると思うのでそこんところよろしく!
10/08/03
ROCKETMAN&COSMETICSトーク&ライヴイベント@アップルストア銀座
 新生COSMETICSが人前で初パフォーマンスと聞き、緊張でガチガチになった女の子を見るのが何より好きな僕はいてもたってもいられず銀座まで行ってきました。以前行った事がある渋谷みたいなフリーなスペースかと思いきや、椅子のあるシアターでした。図らずも最前に座ってしまったのでメンバーまで近い近い。手を伸ばせば届くと言ったレベルじゃなくて座っているので足を投げ出していたらあやなちゃんに踏まれそうになるくらいの近さで。近くてこっちも緊張しますよ!
 モデルさん的な、COSMETICS外のお仕事もしている3人ですがやはりモデルさんの活動と歌って踊るCOSMETICSの活動は違うようでガッチガチに緊張しているのが手に取るように分かりました。特になるみちゃんは凄かった。マイクを口に持って行くのも時々怪しくなるくらいで。言うてもお仕事してるしドラマにエキストラで出たりしたりもしてるのでそんなにでもないだろうと思ってましたけど、3人とも想像以上の緊張っぷりでした。初々しいわあ。
 この日が初お披露目となった「LOVE IS ALL II 〜これからはじまるstory〜」のフリですが、良い意味で完全に予想を裏切られました。めちゃめちゃ踊る。フリじゃなくてダンスになってるの。3人がフォーメーションを変えたりもします。正直、これは全く予想してなかったので度肝を抜かれました。新コスメの3人はまず見た目からして旧コスメの3人とは違っていて(どちらが良い悪いではないではなく、単純なルックスは新コスメの方が良いですよね)、今回のダンスも新生COSMETICSを強烈に印象付ける事に成功してると思います。「LOVE IS ALL II」を2回、PVとトークで正味30分くらいのイベントでしたが、良い物を見た満足感でいっぱいでした。

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 「LOVE IS ALL II」のPVにROCKETMANが写っているのは大人の事情だと言っていた。「LOVE IS ALL II」のアーティスト名がCOSMETICSではなくてROCKETMAN feat. COSMETICSなのも大人の事情なのかな、と思った。