10/08/10
TOKYO IDOL FESTIVAL 2010@Shinagawa
 両日共に夜のみ参加してきました。トマパイを目当てにメインステージや宴会場、物販などに行ってました。ボーリング場やプリンスシアターには行ってません。そのつもりで読んでいただければ幸いです。
 今回のTIF、ラインナップがイマイチ揃わなくて大丈夫かな?と思ってましたが、いざ蓋を開けてみたらホントにたくさんのアイドルが出演してあちこちで何かしらイベントが開催されていて。しかもアイドルの子たちも普通にそこら辺を歩いて移動しているので(バニビはあの格好でコンビニで買い物してたとか)、ベンチに座っているだけでアイドルが衣装のまま目の前を歩いて通るまさに天国! この辺の緩さは初回開催ならではのものかも知れませんけど、もし次回があったとしても残しておいて欲しい"見どころ"の1つだと思います。
 普段あまり見るチャンスがないアイドルが見られたのは楽しかったです。色んなアイドルを見たいと思っていてもそんなにあちこちのイベントに行けるわけではないですしね。ただ、ロコドルが1箇所にまとめられちゃっていたので時間の都合で見られなかったのがちょっと残念でした。曲も何も知らない中で見て凄く良かったのがぱすぽ☆。今のこのご時世にユニットコンセプトのガールズロックが目新しいだけでなく、ロックをやっているのに曲がダサいJロックになっていないのがビックリしました。予想していなかった良い出会いだったので嬉しくなってCDを2枚買ってしまいました。

 何気にメインに出ているアイドルのほとんどが初見だったりしました。ほとんどと言うかトマパイ以外、生で見るのは初めてだったりします。と言うか逆にトマパイしか見た事がない人ってそんなにいないよね…。
 ももクロちゃんは凄かった。何が凄いって一言では言い表せない語彙の少なさが恨めしいんですけど、とにかく凄かった。あれは映像では十分には伝わらないかもね。見世物感含めて昔の娘。が持っていたモノを持っているのが良く分かりました。
 SUPER☆GiRLSは全くavexらしさを感じさせない正統派アイドルグループでした。最年長のリーダーの子、可愛かったなぁ。ジュンジュンアヤカを足して2で割ったような見た目が好みでした。
 東京女子流は是非とも見たかったので見られて満足。曲が大好物のディスコ歌謡なのでその時点で女子流はノープロブレムです。
 さくら学院は初等部の子の小ささに一気に保護者目線になるのと中等部の熊井ちゃんみたいな大きい子が緊張でガッチガチになってて初々しくて良かったです。
 バニビもまだ見ぬ強豪(違う)の一組。こういう所に入るとバニビは曲やトークの異質感が際立つね。品川で夜の七時ちょい過ぎに「東京は夜の七時」を唄ってました。
 アイドリング!!!はものすごーく真っ当なアイドルをやってるなぁと透明なブラテープが片方取れちゃった谷澤さんを凝視しながら思いました。
 我らがトマパイちゃんは7日はメインステージ、ホールステージ共に「キャプテンは君だ!」、「POP SONG 2 U」、「POP SONG 2 U (KUMANBACHI remix)」、MC、「渚にまつわるエトセトラ」で、8日は「キャプテンは君だ!」と「渚にまつわるエトセトラ」です。衣装は7日は今までも着ていたワンショルダーで、8日は3人のバラバラの新しいモノトーンの衣装でした。撮影用におニューな衣装でしょうか。トマパイの曲は所謂アイドル的なノリとは縁遠いので盛り上がりに欠けちゃうのがちょっぴり残念。曲の出来は折り紙つきなのでこのTIFで少しでも知られたら良いな。

 ちなみに僕はシャイなので物販ではアイドルの子たちとは握手をせずにこっそりCDとか買ってきました。新宿では女子大生3人組+男性1名と握手してきましたけど。

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 既存の施設を使ってしかもそれが商業施設と混在していて本当の意味での都市型フェスだったのかな、と(まぁ、都市型すぎてそれ目当てじゃない一般のお客さんとごちゃまぜになったりしてアレでしたが)。とりあえず食べ物やトイレに全く困らなかったのは非常に快適でした。

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 行った人の感想は「色々問題はあったけど楽しかった」でほぼ共通してると思う。

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 今回のTIFでは特定のアイドルの劇的な人気の上乗せは恐らくないでしょう。ですが、このようなイベントを通じて色々な所で頑張っているアイドルがたくさんいるんだよ、って事が伝わって、アイドル業界の活性化に少しでも繋がればイベントを開催する意味は(収支的なものは置いておいて)あったんじゃないでしょうか。
10/08/28
ファンキー委員長

 ℃-ute13枚目のシングル「Danceでバコーン!」が発売されています。今作はつんく♂本人が言っているようにファンキーダンスミュージックです。ファンキーダンスミュージックは娘。の「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」の例を出すまでもなく、一時期のハローの楽曲を支えていた曲調でもあります(最近はそうでもないですけど)。それだけに期待していた部分もあったのですが…。惜しい部分は2点ほど。まず1点はこれは推測に過ぎませんけど、俊介さんはファンキーの引き出しは持ち合わせていないんじゃないかなぁ(俊介さんの見た目もファンキーさの欠片もありませんし…)。俊介さんアレンジで似たような方向性の曲と言うとおとめ組「愛の園〜Touch My Heart!〜」が思い出されますが、あれは江川ほーじんのチョッパーに助けられている部分が大きくてベースが普通だったらあそこまでファンキーにならなかったと思います。頼みのダンス☆マンがザ・バンドマンのフルメンバーを使わないのか使えないのかいまいちパッとしないし松井さんも何となく女子流専属になっちゃった状況で仕方がないのかもしれませんが…。
 もう1点の不満は主にサビです。つんくボーイの曲は継ぎ接ぎ感と言うか寄せ集め感と言うか、AメロBメロに対してサビに違和感を感じる事が度々あります。今回の曲も同様です。特にAメロは歌い方含めて非常に雰囲気が出ているのにサビがいかにも取ってつけたような普通のサビで台無しです。カラオケで唄われるような時代でもないので、あえてポップなサビにする必要もないんじゃないですかね。
 その2点(って言うか曲のほとんどの要素じゃないかって気もするけど…)がちょっと気に入らないですけど、つんくボーイがシングル曲で"ファンキーダンスミュージック"にもう一度目を向けた事は大歓迎なので是非ともしばらくそっちを向いていて欲しいです。

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 有明コロシアムで開催された少女時代のショーケースライブに行ってきました。僕が少女時代のファンになったきっかけは忘れもしません、qidoさんのtumblrで「Genie」の動画を見た時です(客席から出てきて歌う奴です)。それまでは耳慣れない言葉への違和感が強くてあまり惹かれなかったんですが、あの動画を見てあれ?カッコいいじゃん、あれ?可愛いじゃん、って。そこからはYouTubeでたくさん動画を見たりしてました。今回のステージ、満足の一言でした。何だろう…人気があるのはYouTubeで見て知ってはいたんですけど、でもYouTubeの中でしか見られない異国のスターって感じで、娘。とかPerfumeとは全然違う印象を持ってました。それが来日していざステージに登場してそこにいる存在感を感じただけで満足でした。