こんなに心が躍るサウンドチェックはいつ以来だろう。ハローのコンサートでは久しく忘れかけていた音楽の楽しさが蘇った気がする。もうカラオケには戻れないな。
01. 10日公演:
横浜蜃気楼 / 全員
01. 11日公演:
恋愛戦隊シツレンジャー / 全員
「横浜蜃気楼」なんて普段は全く良い印象はない曲だけど
高尾さんのドラムに俊介さんのギターが入ってきた時点でもう僕は完全にノックアウト状態。
「シツレンジャー」にしてもそう。生バンドの演奏によって
Daichiさん臭さはかなり薄まっていて、見せ方1つで「シツレンジャー」がここまでカッコよくなると言う新しい提案を見させられた。
02. さあ、早速盛り上げて 行こか〜!! / 全員
2曲目に生バンドで「さあ、早速盛り上げて 行こか〜!!」なんて死ぬ!
03. LEATHER /
メロン記念日
04.
かわいい彼 / メロン記念日
メロン嫌いな曲でかなり上位にランクインする「かわいい彼」ですがバンドアレンジが良い! ドラムは
打ち込みをそのまま使うかな? と思いましたがちゃんと叩いてました。ディスコビートで叩いていて俊介さんもギターを弾いているものだから微妙に今風のロックになってました。これなんかはバンドが曲に新しい命を吹き込んだと言っても過言ではないかも。
05. 10日公演:
やる気!IT'S EASY / メロン記念日
05. 11日公演:恋愛レストラン / メロン記念日
「恋愛レストラン」はギター1本でどう処理するのかと思ってたらイントロのアコギはカラオケでした。ショボーン。
06.
お願い魅惑のターゲット / メロン記念日
生演奏で作られた曲は生演奏によって命を吹き込まれる。そう実感した曲。
07. ポジティブ元気! / 後藤真希
「ポジティブ元気!」ですらカッコよく生まれ変わるからアラ不思議。
08. きっと彼氏が出来る方法 / 後藤真希
09.
涙の太陽 / 後藤真希
10.
うわさのSEXY GUY / 後藤真希
(ティンバレス:メロン記念日)
高尾さんもドラムを叩いているものの、メロンの4人も(曲を全編通してではないですが)しっかりとティンバレスを叩いてます。
11.
香水 / メロン記念日
#11〜#13は着席させてのアコースティックコーナー。
何と言っても「香水」が出色の出来。アコギ+エレピから始まって2番からはコンガ+ベースが入る全く別物のアレンジで、このアレンジに合わないラップ部分はばっさり捨てて
柴ちゃん以外の3人はコーラスに徹してます。メロン4人とバンド4人の作り出す空気感が物凄い。
しっかし柴ちゃんの歌は鳥肌もの。
12.
さよなら「友達にはなりたくないの」 / 後藤真希
こちらもピアノメインのアレンジに大きく変更。
13. 10日公演:
シャンパンの恋 / 後藤真希
12. 11日公演:秘密 / 後藤真希
14.
赤いフリージア / メロン記念日
「ロック」な曲ではないものの、もしかしたら生演奏に一番適しているかも知れない。
つんく♂兄さんのボイスパーカッションもドンチードンチーとドラムで再現していてカッコよさ度120%。
15.
This is 運命 / 全員
メロンファンの誰もが、そしてメロン本人達も熱望していたであろう生演奏による「This is 運命」。最近のツアーではドラムを差し替えたオケが使われたりしてるけど、これと比べたら月とスッポン。最高。
16.
抱いてよ!PLEASE GO ON / 全員
17. 盛り上がるしかないでしょ! / 全員
ごっつぁんのツアーでは盛り上がるものの僕はかなり嫌いな部類に入る曲だけど、そういう気持ちを見事にねじ伏せられました。
18.
原色GAL 派手に行くべ! / 全員
スティングさん、俊介さんも後ろに倒れそうになるフリをやってくれました。
EN1. 遠慮はなしよ! / 全員
ごっつぁん、メロンはサックスを持って登場(吹いてはいません)。うわー、絵面が
スカパラだよ!
EN2. 10日公演:いいわけ /
大谷雅恵
EN2. 11日公演:My Babe 君が眠るまで / 柴田あゆみ
基本全員参加で名前の人がメインボーカルのシャ乱Qコーナー。
EN3. 今にきっと…In My LIFE / 全員
「最後は皆で一緒に歌ってねー! 『今にきっと…In My LIFE』!」えぇ〜!? みたいな。ラストっぽくかなり大団円っぽいアレンジに代わってますが、誰しもが
「スクランブル」で良いんじゃないかと思ってるはずです。
■ バンドメンバー
既報通り俊介さんをバンマスとするギター、ベース、ドラム、キーボードの生バンド付き。俊介さんはレスポールとジャズマスターと後はアコギかな。スティングさんも結構ベースを取り替えてたしこういう所もバンドらしくて好き。何気に同期を結構使っていたり(バンドメンバーは多分全曲イヤホンしてます)ギターが1本じゃ少なかったりするけど、そういうネガティブ要素を補って余りある魅力があります。カラオケとは迫力が段違いですし、CD音源ではイマイチな曲も生演奏による説得力で違うものに生まれ変わってます。今年のベストコンサート第一候補間違いなし。
ごっつぁんの最近の路線である
「ガラスのパンプス」や
「SOME BOYS! TOUCH」、メロンの
「肉体は正直なEROS」をセットリストから外した英断(と言っても良いと思う)は大成功です。それによって筋が通ったコンサートになったと思います。
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我らの俊介さんはあまり前に出て弾きまくるギタリストではないみたい。バックバンドに徹している印象。2日ともメガネをかけていて文科系で萌え萌えギタリストでした。
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体があちこちいてー。