70点くらいかなぁ。
悪くはないし、めちゃめちゃ良いかって言うとそうでもなくて。平均ちょっと上な印象。
でも、今のモーニング娘。にとってはベストなアルバムだと思うよ。ファンの間では
セカモー幻想みたいのがあって、確かにセカモーの出来ってめちゃめちゃ良いんだけどあのちょっと陰がある路線はブレイク直前だから出来たと思う。
このアルバムって俯く事を許さないんだよね。常に顔を上げて行こうって。言い換えればポジティブ。言い換えれば上を向いて歩こう。
元気の象徴だったり子供たちの目標だったりするわけじゃない、モーニング娘。は。そりゃホームシックになったり失敗して落ち込む時もあるんだけど、超超超超いい感じ!とか声を出せば一時は忘れられると思うんだよね。今のモーニング娘。ってそれが武器。そういう娘。に似合うのは暗色ではなくて明色。ダウナーな曲ではなくて根拠がなくてもいいからアッパーな曲。
「LOVEマシーン」によって宿命付けられた国民的アイドルとしてのモーニング娘。。日本の明るい未来のためにモーニング娘。は常に前向きでいなければならないのです、とか書くとオジサン向けビジネス書みたいでアレだけど。
って割とありがちそうな感想?
01. ザ☆ピ〜ス! (Complete Version)
シングルでは
ダンス☆マンが弾いていたベースをリリーフマンが弾いてるってことはオケを取り直し?
フェードアウトより今回のきっちりした終わり方の方が良いですね。
02. いいことある記念の瞬間
シュープリームスとか
モータウン系で、僕は明るい曲調のこの曲がすっごい好き。
「いいことある記念の瞬間」ってタイトルはあまり思いつかない単語の繋がり方をさせてると思いません?
03. Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド゙〜 (Long Version)
ゴメン、通して聴いた事ないや。
04. 初めてのロックコンサート
「初めてのロックコンサート」にロックを持ってこない所が
つんくっぽいかな。いきなりセリフから始まるのを聴いて、全然曲調は違うけど
岡村靖幸の聖書(アルバムバージョン)を思い出しました。
小川さんはやっぱり演技派やねぇ。
05. 男友達
この曲は好きなんだけど、「トウモロコシと空と風」でやった事をもう一度再確認する必要はあるのかなぁ、って。
「せんこう花火」が
なっちに似合うのは分かった。「トウモロコシ」が似合うのも分かった。じゃあ次は?ってのを期待していたのは事実。
06. そうだ! We're ALIVE
シングルと同じなので特に新たな感想はなし。
07. でっかい宇宙に愛がある (Album Version)
これもシングルとほぼ同じ(最後のリピート回数が違うだけで)なので新たな感想はなし。
08. いきまっしょい!
何回か聴いていたらそこそこ好きになって来た。けど、そこそこ止まり。
09. 電車の二人
タイトルからは想像できない曲調でちょっと面白い。けどあまり印象には残らない。
10. 本気で熱いテーマソング
これだよ、これ。
「うちらに熱いやつら」ってのが我々の事を指しているかどうかなんて関係なくて、「いざ進め」なんだよ、大事なのは。進め!モーニング娘。の旗の下。
11. 好きな先輩
「好きな先輩」って歌を5期メンに唄わせるあざとさが鼻に付くんだけど、なかなか好きよん、この曲。5期メンの唄い方とかまだまだたどたどしくて。多分、つんく自身はこういう曲をホントはやりたいんだろうなぁ、って。
12. 恋愛レボリューション21 (13人Version)
小川さんの「うこうぜベイベ」もそのうち慣れると思います。それがモーニング娘。。
13. なんにも言わずにI LOVE YOU
コンサートの最後はこの曲でしょうね。バラード系なんだけどベタベタのバラードにならないのが娘。らしくもあり限界でもあり。
つーか、全体的にセリフ多過ぎ。ホント曲の中にセリフ入れるの好きやねぇ。