Perfumeだけが我々に残された最後の希望だ。最早「エレクトロ・ワールド」はアイドルポップスの枠には収まりきらない。これはPerfumeという名のポップミュージックだ。
と、アレな書き出しから始めてみましたが、アイドルの曲にクラブミュージックのオケを使っちゃうとち狂ったプロデューサーと言うのはいつの世にもいて、まぁ中田ヤスタカもその中の1人なんでしょう。もし仮に東京進出後の一発目(つまり中田プロデュース最初の曲)が今回の「エレクトロ・ワールド」だったとしたら、流石にそれはクラブ色が強すぎて付いていけないでしょう(そう考えると「スウィートドーナッツ」ってアイドルポップスとテクノポップの和洋折衷で見事だったのかもね)。でもPerfumeはここまで5枚テクノポップをやり続けていて、テクノポップという土台の上に徐々にクラブ色を強めてきているので「エレクトロ・ワールド」にも十分対応できる体力を付けてきています。それが今のPerfumeの強みでもあります。
で、今回の「エレクトロ・ワールド」。フロア対応と言われているcapsuleの「FRUITS CLiPPER」と同時期に制作されたと容易に窺い知る事が出来るビッグビート風なオケとなっていますが、それと同時にPerfumeのこの路線のためにcapsuleがシフトチェンジしたのではないかと思わせるくらいにPerfumeに良く合っています。可愛くてカッコよくて。最高じゃないか。
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音楽的にクロスしそうだったRAM RIDERが「旅へでよう」でPerfumeと反比例するかのように思いっきりポップ路線にシフトしたのが興味深い。PVはラムちゃんがイケメンすぎてアレだけど。
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また例のごとく「エレクトロ・ワールド」のCDが何枚か余っております。開封済み&トレカなしでも構わなければ送料手数料全てこちら持ちでプレゼントしますので、欲しいという方がいらっしゃったらメールください。
あ、アルバム同時購入者用プレゼント葉書は付けますので、「エレクトロ・ワールド」を貰ってくれる人は是非アルバムを買って応募してください!
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アルバムもなぁ、ポップが欲しいけど流石に3000円×5枚は出せないわ。