08/05/08
Perfume First Tour「GAME」@ZEPP TOKYO〜ZEPP NAGOYA
 と言う事でGWはPerfume三昧でございました。ちょっと前は1年に1回のライブが待ち遠しかったのに1日おきで2回も見られる日が来るなんて。売れるってこういう事なのね。客層をパッと見た感じ、普通の人6割女の人2割アイドルヲタ2割って感じかなー。ホントに普通の人が増えてきた。売れるって以下略。
 力を入れて作っているグッズはパンフレットとクリアファイル&ステッカー、携帯ストラップを買ってきました。パンフレットはライブ中の写真がとても良い表情をしたカットばかりでライブ写真集とか出さないですかね。ライブ生写真でも良いけど・・・。
 あとはのちお君のパーカー写真がガーリーでよろしいおますな。自分史の文字数がダントツで少ないけど。

 では本編。

01. GAME
02. エレクトロ・ワールド
03. コンピュータシティ
04. コンピュータ ドライビング
05. Twinkle Snow Powdery Snow
06. Baby cruising Love
07. ファンデーション
08. Butterfly(インスト)
09. Take me Take me
10. シークレットシークレット
11. マカロニ
12. ポリリズム
13. チョコレイト・ディスコ
14. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
15. ジェニーはご機嫌ななめ
16. Perfume
EN1. セラミックガール
EN2. ZEPP TOKYO:引力
EN2. ZEPP NAGOYA:モノクロームエフェクト
EN3. wonder2

 ステージ上にはキラキラしたシャンデリアが4台とステージ背面にLEDディスプレイのようなスクリーンが3基。スクリーンはそんなにガシガシ使っている印象はないけど、オープニングから「GAME」への流れのCGは今までと比べても1つ上のレベルになった物になっていて売れるって以下略。
 「GAME」はPerfume初のヘッドセットマイク使用でした。また「Take me Take me」は椅子を使ったパフォーマンス的な事を行い、これなんかはポリ荒らしの時のPerfumeの掟をもう一歩進めたような形かな。これらは見せ方として新しい方法で良い試みだと思います。元々リップシンクを多用していて、それがある程度前提になっているので、こういう部分での変化は大歓迎です。と言うか、「GAME」にしろ「Take me Take me」にしろ今回は衣装換えのBGMとしてインストで使われた「Butterfly」にしろ、歌はほぼなしに等しいから見せ方を考えないとどうにもならない部分はあるんだけども。
 「GAME」の中で微妙な存在だった「GAME」、「Take me Take me」、「Butterfly」をライブの中で変化球として使った時点でライブに対する引っかかるものはほぼなくなったと言えて、残る僅かな引っかかりはアルバムの曲で今回やり残した曲がある事くらい。GAME TOURである今回のツアーでそれらは披露されるべきだと思いますが、次のコンサートが決まっている以上(しかも武道館「だけ」と言うのは考えにくい)余力を残しておく・・・っていつの間にそんなに余裕ぶっこくようになったんだろう。持ってる力は全部曝け出して、倒れる時は前のめりくらいの勢いがPerfumeっぽいのに。振り付けが覚えられない、リハーサルの時間が取れない等々の理由はあるでしょうけど、やっぱりアルバムの曲は全部聴きたかったのが正直な所。

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 今回のライブで「Baby cruising Love」は歌ものハウスとしては最高傑作だと実感した。強力な4つ打ちのハウストラックとポップな歌メロ。これを上回るのは並大抵じゃない。
08/05/27
golf 「眠れない夜のかがやき」
 今一番のお気に入りがgolfのアルバム「眠れない夜のかがやき」。はっぴいえんどから脈々と続く日本語ポップス/ロック期待の新星と多少大風呂敷を広げても良いでしょう。とは言うものの単なる過去礼賛のノスタルジーではなく、明らかにエレクトロニカなんかのエレクトロミュージックを通過した音作りをしていて00年世代が鳴らすべき素晴らしいポップミュージックに仕上がっています。ホラ、今の時代ってロックだけ、ハウスだけ、HIO-HOPだけ・・・って聴き方はしないじゃない? だからこういうハイブリッドなものが今の時代に即していると思う。
 ただ、現状では超絶名曲でリスナーのハートを鷲掴み! とかメロウなグルーヴに酔いしれる! みたいな熱いキャッチコピーで聴く人を唸らせるまでの圧倒的な存在感はないから、これからに期待なのかも知れないけどチェックしておいて損はないグループ。

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 Perfumeにぶっちぎられたがために「迷走」という袋小路を爆走中の80_panですがニューレイヴへのリニューアル後の曲がMySpace上にて公開されております。
 SHITDISCOの曲がかなり良いな。ニューレイヴだっつーのにTHE PIPETTESが名前を連ねている所が既に迷走してますが、流石にニューレイヴの代名詞として扱われるSHITDISCOは良い物を作ってくれそう。SHITDISCO自体の音楽的キャパシティがどんなものなのかまだ分からない部分が大きいけど、Perfumeとヤスタカちゃんに対抗しようと思ったらこれくらいやらなきゃ(それは80_panに限らず)。輝門の作ってる曲は一生懸命学習しました感が満載なので残念さも満載。