02/12/01
ライガー負けちったか…
 神様、どうしてGiRL POPはいつもいつも素晴らしいのでしょうか。ごまっとうなんて今までグラビアが掲載された雑誌はどれを見ても例のTLCライクな衣装の写真ばかり。それがGiRL POPの手にかかればナチュラルテイストの衣装を着たグラビアですよ。スタジオ撮影なのが惜しまれる所ですが、これはスケジュール的なものがあるでしようから。
 はて、松浦は赤と白のツートーンのマフラー。藤本さんは白いトップス、マフラーに赤がベースのチェックのスカート、レッグウォーマー。ごっつぁんは赤も白も入ってない衣装。フムフム…。

 でも、今号のGiRL POPはハロプロ大登場だから買った方がいいよ。相変わらずみきてぃはロケしてるし、あややはいつもの松浦っぽくない写真だし、メロンなんてPV集が出るだけなのに5ページも撮り下ろししてもらってるし(さらっとPENPALSのイベントに触れているインタビュアーはナイス)、藤代冥砂撮影のソニンは相変わらずいい感じでエロエロビームを出してるし。あ、市井ちゃんの後のBon-Bon Blancoのグラビアにはビックリですが。

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 うぎゃー!「紳士はミニがお好き!」忘れてた!再放送再放送。
02/12/05
いまいち盛り上がらない国民投票
 エスロピのハロプロ楽曲大賞、パッと見だとタンポポの「I&YOU&I&YOU&I」が大賞を取りそうな予感(参加しないとは言いつつ、チェックしている僕)。あの曲ってアレンジャーから歌い手への想いが(唯一公式に)込められている曲だから、出来がいいのも納得。もっとも、ただ単に「I&YOU&I&YOU&I」って反復文字列が目に付きやすいから多く挙げられているように見える説もありますけど。
 あと、「Do it! Now」を挙げている人も多いですね。こちらはちょっと意外。まぁ、これは僕がチキチキR&B路線が好きじゃないからなんでしょうけど。
02/12/06
FS3イベント→カントリートークイベントと梯子かな
 「ラストキッス」がSOULUSOULか。「ラストキッス」自体が大好きだし、SOULUSOULは最近はどんなのやってるか全然知らないけど「a New Decade」とか大好きだったし、これは凄く楽しみ。購入決定。次回はBRAND NEW HEAVIESが参加しないかなと願うアシッドジャズ世代の僕。そう言えばIncognitoはちょうど来日してますね。ブルーノートでライブしてたし。

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 ふと思ったんですけど安倍麻美ちゃんの宣伝に大々的に「安倍なつみの妹」って謳ってるけど、パブリシティ権に抵触しないのかな。どこの馬の骨とも分からないような新人をスポーツ新聞が取り上げるわけないですし、なっちの名前を勝手に使って宣伝してるなら裁判して勝てないかな。
 で、損害賠償は人的保証で麻美ちゃんがアップフロント移籍。

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 12/6は保田圭さんの22歳の誕生日です(合ってるよね?間違ってないよね?)。うわ、保田さん、もう22か。娘。の中で意識して汚れ役の出来る貴女の卒業、ホントに残念です。残りの娘。でいる時間は思う存分他のメンバーにケメ子汁を浴びせてください。
02/12/07
ソニンもかなり和田さんに毒されてるな〜
 「サン・トワ・マミー」がチキチキR&Bじゃなくてよかった〜(ホッ。(越路吹雪+忌野清志郎)÷2といった感じですかね。高橋諭一さん編曲らしいんですけど、FS3に入っていてもおかしくないアレンジになってて、僕、これ好きだなぁ。
 「サン・トワ・マミー」のカバーと言うと多分誰もが真っ先に忌野清志郎を思い浮かべると思うんですが、清志郎は歌い方が非常にマッチしていましたからあれを超えるのは難しいと思います。逆に言えば清志郎は「Do it! Now」とか唄い難いはずですし。

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 グリコのサイトでポッキーガールズとビーナスムースのCMで使われていた曲が聴けるのはご存知だと思いますが、これが企画物にしておくには惜しいほど良いのよ。ビーナスムースの曲なんてモロに初期タンポポの雰囲気です。初期タンポポのメンバー2人(飯田矢口)がいて編曲が小西貴雄さん(最近はミニモニ。メインになってますけど、初期タンポポのあのイメージを作り上げたのは間違いなく小西さん)なので当たり前なんですが、しばらくこういうタッチの曲はお目にかかってないですから。
 売らなきゃ!って力むより、こういうCD自体の売上に直結しない方が肩の力が抜けていい作品になるのかも。
02/12/08
松浦亜弥コンサートツアー2002秋 「Yeah!めっちゃライブ」@センチュリーホール
 全46公演を締める最終公演だったわけですが、まぁ、特に何があるわけでもなく。最終公演らしい所と言えば松浦さん、声が出てません。ちょっと喉を絞ってるような感じ。中盤から後半にかけてはだいぶ盛り返していたけど、以前見た時の状態には遠く及びませんでした。特に「トロピカ〜ル 恋して〜る」はかなり辛そうでした。酷使しすぎかなぁ。これからミュージカルもあるし、アルバム発売ツアーもあるだろうし、もうちょっと大事に扱ってあげてください。逸材なんだから。
 今回のツアーの見所(なのか?)にメロン稲葉さんとの「ガタメキラ」があるんですけど、ぶっちゃけ松浦には合わないですね、こういう路線。ごまっとうもそうなんですけど、少女の危うさを具現化したような声質が合わないんでしょう。まぁ、その点に関しては松浦の数少ない弱点と言うことで今後の成長を見守りたいと思います。この「ガタメキラ」、メロンの斉藤さんが凄く良いです。例えて言うなら「LOVEマシーン」の時の石黒さんにも似たカッコよさ。ホントに斉藤さんは与えられたポジションに120%の力を発揮する人だわ。
 「草原の人」は悪くはない。うん。悪くはないんだけど、なんつーかパンチが足りないというか。もっとベッタベタの大バラードにしてもいいんじゃないかなぁ。でも、松浦のコンサートは曲に振幅があってよろしいです。「草原の人」みたいなのもあり、「I know」みたいなのもあり、何気にシングルのC/Wもあり。それとほとんど曲がフルなんですね。TVサイズばかりの娘。コンサートに慣れてしまっているから新鮮。あ、一部で話題になってる草原祭ははっきり言うと失敗。緑にサイリウムを変えている人はいましたが何となく緑っぽいかなぁ、くらいで一面緑にはなってなかったです。タンポポ畑は席に趣旨を書いた紙が回ってきたと聞きます。やるならそこまで徹底しないと成功しないですね。

 さて、僕的ヘッドライナーのメロンですが、メロン来た。確実に来た。「香水」は曲調があんななのでそれほどでもないですけど、「さぁ!恋人になろう」の瞬間的な爆発力と言ったらそれはもう。タンポポの絡みがあるので、メロンは娘。コンに付いて行って欲しいんですが、家族層の多い娘。コンより亜弥コンの方が良いのかも。でもそうすると僕は亜弥コンに行き続けなければならないわけで…。

 ところで、松浦さんは東京に帰っちゃったのかなぁ。FS3イベントにはこっそり来ないのかなぁ。

01. The 美学
02. トロピカ〜ル恋して〜る
03. つまんないよ・・・
04. ガタメキラ / 稲葉・松浦・メロン
05. 草原の人
06. 100回のKISS
07. オシャレ!
08. ○○ -女子校生の主張-
09. 香水 / メロン記念日
10. さぁ!恋人になろう / メロン記念日
11. 私のすごい方法
12. I know
13. 初めて唇を重ねた夜
14. ♡桃色片想い♡
15. 絶対解ける問題 X=♡
16. LOVE涙色
17. Yeah! めっちゃホリディ
EN1. ドッキドキ! LOVEメール
EN2. 笑顔に涙 〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜

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 高橋さん写真集、カバーの端に点線で囲まれた「高橋愛」と書かれた『何か』が…。
02/12/09
FS3“FOLK SONGS 3”発売記念イベント@愛知厚生年金会館
 結構強烈なネタバレがあるので行く人は見ない方がいいかもね〜。

 開演まで緞帳が下りてて、あれが上がったらそこにドラムセットとかないかなぁ、と思ってましたが、まぁそんな事もなくてね。出てきた時の衣装はみきてぃ「ボーイフレンド」かと見間違わんばかりの全身ラメ入りの衣装(もちろん足出し)。その時点でちょっとイヤ〜な感じがしたんですが、その後は思ってた以上にはるかに良かったです。アレンジが僕好みってのもあるんですけど、かけ声とか名前コールとか入れにくい調子になってますから比較的静かに聴けるのが大きいです。それと中澤さん、いいわ〜。MC途中で入る茶々も軽く流して笑いに出来るからさ。ハローの面々は中澤さんのMC見習った方がいいよ。

 FS3の中でもソロで唄っている曲は各人のソロコーナーみたいな所で唄ったんですけど、FS3唄→MCって流れなのね。ごっつぁんは「来年ミュージカルやるんで見に来てくださいね〜」みたいな事を言ったので、あぁこりゃ「サン・トワ・マミー」唄わないかなって思ったら「じゃ、聴いてください、『サン・トワ・マミー』」って。うひょー、「サン・トワ・マミー」唄うんじゃん! この曲、好きなのね。アコーディオンだかオルガンだかの音が心地よくて。「サン・トワ・マミー」が聴けただけでも行った価値はありました。うん。ごっつぁん、やっぱ唄上手いよ。伊達に3年も娘。でセンターを張ってたわけじゃないね。
 そして「サン・トワ・マミー」の余韻に浸っている僕の目に驚くべき光景が。次はみきてぃの番だったんですが、そこに現れたのは紛れもなくタケちゃんマンの衣装に身を包んだみきてぃ。「ボーイフレンド」て! いやぁ、ビックリしたね。「サン・トワ・マミー」はまだFOLK SONGSシリーズに近いアレンジだから違和感ないけど「ボーイフレンド」は有り得ない。衝撃的でした。

 そんな何でもありのイベントでしたけど、アルバムじゃ1人で唄っている曲も他の2人がコーラスやってたりして満足度はかなり高いです(コーラスは口パクかどうかまでは判別つきませんでしたけど、多分唄ってるんじゃないかなぁ)。「さなえちゃん」と「結婚しようよ」をごっつぁん&みきてぃで唄うんですが、これ、すっげー良いですわ。「さなえちゃん」はスタンドマイクで入れ替わったりして、「結婚しようよ」はハンドマイクでタンバリン持って。中澤さんのベストトラックは「初恋」。被っている帽子を落ちないように手で押さえてたんだけど、それが逆に何か艶かしくて。
 他の会場は平日で行きづらいんですが、少なくともごっつぁんファンの方は行くべきです。それだけの価値はあります。

01. あの素晴らしい愛をもう一度
02. 雨が空から降れば / 後藤
03. 思い出まくら / 中澤
04. あなた / 後藤
05. 風 / 中澤・藤本
06. 卒業写真 / 後藤
07. サン・トワ・マミー / 後藤
08. マイピュアレディー / 藤本
09. ボーイフレンド / 藤本
10. 帰れない二人 / 中澤
11. 東京美人 / 中澤
12. さなえちゃん / 後藤・藤本
13. 結婚しようよ / 後藤・藤本
14. 誰もいない海
15. 初恋
16. 結婚するって本当ですか?
17. 青春時代
EN1. 贈る言葉
EN2. あの素晴らしい愛をもう一度

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 そしてFS3イベントが終わるや否やカントリーのトークイベントに直行。僕もヲタ道一直線です。あさみちゃんの衣装が黒いパーカー+白いニットキャップで私服ちゃうか?って感じでした。でも可愛かったのでノープロブレムです。最後に唄を唄った(!)んですが、唄前に里田さんが着ていたコートを脱ぐと男性陣「おぉ〜」みたいな。さすがカントリーお色気担当。2人とも寒い屋外でのイベントを1時間近くきちんと笑顔でわりと反応も良く、無料にしてはよろしかったです。

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 いよいよ今日12/9はハロプロ最終兵器メロン記念日の伝説になるであろうファーストライブ初日。「ハロプロ初の、ダイブするファンがメロンを応援してくれるのかなって」という柴ちゃんの言葉を実現するんだ!
02/12/12
メロン記念日ファーストコンサート 「これが記念日」@クラブダイアモンドホール
 伝説が生れる現場に立ち会えて、そしてそれを自らの手で支える事が出来て心から嬉しく思います。

 僕、「ライブ」と「コンサート」を結構書き分けているつもりです。娘。のツアーを「ライブ」と書かないですし。じゃあ、何を以ってそれらを区別しているかと言うと『ライブ感覚』という非常にあやふやな物なんですが、今回のメロンは間違いなく「ライブ」です。そりゃ、万単位の娘。と1000人程度のメロンを比べること自体がナンセンスなのかも知れないですけど、メロンには間違いなく『ライブ感覚』がありました。娘。と同じくMCは台本っぽいけど、それ以外の所は完全に「ライブ」でした。本人たちが意識しているかどうか不明ですが、これはメロンの大きな武器。

 もうね、1曲目から半ばナチュラルモッシュ状態で衣装がどうとか表情がどうとかあまり覚えてないんですわ。ずーっと飛びまくり叫びまくり。そしてラストではついにダイブが。今までアイドルのライブでダイブなんて起こった事ないんじゃないですかね。丁度僕のすぐ近くだったので体を支えて前に送り出してあげましたよ。すっげー嬉しかった。メロンの歌声とか全然聴こえなかったりするけど、そんなの気にならない。あの場にいる事が出来て本当に良かった。僕ね、娘。のコンサートとかでも絶対に叫ばないんですけど、今回は何度も叫んじゃいました。「メロン最高!」って。あれはアイドルライブの理想形と言っても過言ではないかも知れない。
 アンコールが終って客電が付いてから自然発生的に拍手が起こったんですが、ちょっと感動して涙が出そうになりました。古くからのファンは今回のファーストライブの成功は感慨深いんじゃないかな。

01. 香水
02. Wa!かっちょEなっ!
03. 恋愛レストラン
04. ふわふわふー
05. 電話待っています
06. ガールズパワー・愛するパワー
07. もう 待てませ〜ん!
08. 甘いあなたの味
09. サマーれげぇ!レインボー / 柴田あゆみ
10. 幸せビーム!好き好きビーム! / 斉藤瞳
11. 幸せですか? / 大谷雅恵
12. よくある親子のセレナーデ / 村田めぐみ
13. 告白記念日
14. 愛メラメラ 恋ユラユラ
15. さぁ!恋人になろう
16. This is 運命
EN1. スキップ!
EN2. 夏の夜はデインジャー!

 セットリストを見ると分かるんですけど、メロンとしての持ち歌は全部唄ってます。しかも僕の記憶が間違っていなければ全てフルサイズ(除くソロコーナー)。緩急織り交ぜつつ最後は「さぁ!恋人になろう」→「This is 運命」の殺人コンボ。それに1stシングルのC/Wで、ファンの間では名曲の誉れ高い「スキップ!」をアンコールの1曲目に持って来る憎い構成。こりゃ、ライブに対して否定的な意見が出てこないはずです。普段あれほど「生バンド生バンド」言ってる僕ですら、生バンドがどうこうとか全っ然気になりませんでしたもん。もう一度言っておこう。メロン最高!

 次はアルバム「1st Anniversary」を発売して、春ツアーだ!

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 生演奏ってー! 相変わらず一部のヲタ心をくすぐるなぁ。でも、「ここにいるぜぇ!」はあのBPMだと生演奏はキツそう。

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 どうやらりんねが松浦ミュージカルに出演するみたいですね。事務所とは切れてないみたいで良かった良かった。
02/12/17
エンドマークタワー
 ここの所、更新が滞り気味なのは燃え尽き症候群だからです。嘘です。そんな事を言ったら1人ドミノ倒しをやらせられてしまいます。つーか、特にネタがないんだよね〜。映画公開してるけど見たいと思わないし…。動物映画って堅い路線を狙ったんだろうけど、ぶっちゃけ嫌いだし。ハム太郎は同時上映のゴジラ対メカゴジラ目的で見に行くかも知れないですけど。
 ネタがなければレビューをどんどん更新しろという声がどこからともなく聴こえてきますが、これがまたなかなか大変でして…
02/12/18
財布が軽い…
 プッチベスト3収録のカン梨華の未発表曲って思いっきりボツ曲や〜ん。りんねいるし、曲調から判断して「SEXY BABY」の時の曲ですね。あのジャケットにこの曲だとピッタリだもん。ちょっとつんくが唄いすぎだけど諭一さん編曲のアイドルポップスで、こっちの方が全然カン梨華っぽいなぁ。加護ちゃんの声が聴こえるような気がしなくもないけどね。
 プッチモニ3は…よく分かんね。誰がどのパートだか聞き分けられないから、何となくプッチモニ2と同じに聴こえちゃって。下手っぽいのがアヤカ
 ポッキーガールズとビーナスムースは本当に企画物にしておくのが惜しい出来。特にビーナスムースは「Do it! Now」「Shall We Love?」の大人路線がお気に召さない方には是非聴いてもらいたい。「Do it! Now」とかのリミックスは割りとどうでもいい感じだけど。

 カバーアルバムは…うわー、SOULUSOULとしてじゃなくてシャルロット個人としての参加かよー。つまんねー。メイザ・リークの「DANGEROUS SUMMER NIGHT!(夏の夜はデインジャー!)」が好きだわ。これだけ生音で一番ソウルっぽいし。プロデュースが元Incognitoの人だもんな。

 ごっつぁんのは「サン・トワ・マミー」はすっごい好きだけど「君といつまでも」はイマイチだなぁ。マッチョイズムを感じる唄い方もごっつぁんに合ってないし、オケも打ち込みっぽくするのか生音っぽくするのかちょっと中途半端。これに関しては諭一さん、やっちゃったか?
02/12/20
This year's TOP5
 流石に僕も全部の曲は当然聴いてないけど、聴いたり見たりした物の中から今年のハロプロソングスの出来がいいんじゃないかな?トップ5をランキング。

1位 : 松浦亜弥 「♡桃色片想い♡」
イヤ、シングル持ってないんだけどね。本人、PV、衣装、曲、アレンジを含めてトータルでの完成度は文句なくピカイチ。多分これを超えるアイドルポップスはそう簡単には出てこないと思います。この1曲で松浦は3年は食っていけるでしょう。
2位 : モーニング娘。 「そうだ! We're ALIVE」
スタジアムロック、ファンク、ブレイクビーツ、アイドルポップス、その他諸々を内包しつつ1曲にまとめ上げる不必要なまでのテンションの高さ。そしてそれを実現させたダンス☆マンザ・バンドマンの底力。モーニング娘。ミクスチャーの最高傑作です。
3位 : メロン記念日 「香水」
今年猛威を振るったチキチキR&Bの中でも出色の出来。柴ちゃんのちょっと拙い歌唱力が揺れ動く女の子の気持ちとシンクロしていて、他の人には出せない味がいい感じ。ラジオとかから流れても「普通」に聴ける良い曲です。オルガンや鍵盤系の音は河合代介さんが作っているのかと思いきや、何気に俊介さん1人だったのが驚き←クレジット抜けだったみたい。アルバムのクレジットにはしっかりと河合さんの名前が書かれています。
4位 : ソニン 「カレーライスの女」
羊の皮を被った狼、イヤ、狼の皮を被ったライオン。見た目のインパクトに負けないようにつんくも気合入りまくり。そしていつも平均点レベルのDaichiアレンジもこの曲に限っては切れまくり。ドラムにプリセット音源をそのまま使ったと言われる「年末年始の大計画」と聴き比べれば一目(一聴?)瞭然。グランジ通過後の曲がオリコントップ10入りした価値はとてつもなく大きいはず。
5位 : タンポポ 「I&YOU&I&YOU&I」
多分この曲ってあのシチュエーションじゃなかったら「いいんじゃないの?」くらいに取られると思うのね。でも、そういう背景を含めて受け取るのも全然間違ってないわけで。そう言った意味で歌い手(タンポポ4人)の想いと作り手(永井ルイ)の想いが溢れるまさに名曲。

 あ、編曲者が高橋諭一、ダンス☆マン、鈴木俊介、Daichiさん、永井ルイと見事にバラバラだわ。つーか、この5曲ってすんげぇベタベタな気がする…。

 次点は「BE HAPPY 恋のやじろべえ」「幸せビーム!好き好きビーム!」FS3の「初恋」って所かな? ま、結局エスロピの締め切りに間に合う曲しか出てないんだけど、結果論という事で。でも「サン・トワ・マミー」は結構いい出来だと思います。

 今年は良くも悪くも「イヤー・オブ・Daichi」でした。Daichiアレンジの息がかかっていないのはプッチ中澤さんだけのはずです。そのDaichiさんのアレンジも徐々にいい方向に向かってきているのは確か。「ここにいるぜぇ!」「草原の人」「ボーイフレンド」辺りは少なくとも酷評される出来ではないと思います。ただ、例えば永井ルイさんの作る音はそれが先人達の借り物であったとしても紛れもなく『永井ルイの音』になっています。ダンス☆マンもそう。でも、Daichiさんはそれを『Daichiの音』にまで昇華できずに借り物で終っているのが最大のネックでしょう。
 あと密かに河野伸アレンジの復権(?)が嬉しい限りです。ソニンの「愛はもっとそうじゃなくて」、松浦の「I know」、「笑顔に涙」などがかなり良かったです。どうも「I WISH」のネガティブな印象が付きまとってしまうんですがブラスセクションの入った曲はいう事なしのアレンジです。

 編曲者MVPを挙げるとしたら高橋諭一さんに。「桃色」からFolk Songsシリーズ、市井ちゃんまで聴いただけではそれと分からない幅広いアレンジと、困った時はとりあえず諭一さん使っとけ、みたいな使われ方が理由です(困った時は使っとけって言われる人って本当は凄い実力持ってるんだよね。ジャンルは違うけどおはスタの山ちゃんとかさ)。
02/12/21
江口寿史「figuAx」に夢中
 メロンのツアー最終日の模様がスポーツ新聞に取り上げられているんですけど。中日スポーツなんてカラー写真入りだし…。いやいやいやいや。メロンヲタの僕が言うのもなんだけど、メロンて一般層に対してはそんなに知名度ないし人気もないよ。残念だけどメロンの歌は一般層には届いてない。
 東京の最終日はどうか分かりませんけど大阪のライブはダイブ禁止が通達されたそうで、実際にダイバーはつまみ出されたとか。禁止って言った事をやったからつまみ出すのも分からんでもないけど、そこまでしなくてもなぁ。ライブ後の歌番組の収録でメロン本人の口から「ハロプロ初のダイブするファンがいるライブ」云々って言葉が出てるんだから喜んでるんだろうし。まぁ、場に慣れてない客が多くて危ないし、運営サイドとして許可できないのは事実ですけどね。でも「モッシュが嫌でグダグダ言うヤツは娘。のコンサでも行っとけ!」ってのは蓋し名言だなぁ。

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 う〜む、「SEXY BABY」と「新しい恋の初デート」を天秤にかけて「SEXY BABY」を取ったつんくの考えがよう分からん。
02/12/24
今年は山下達郎の「クリスマスイブ」聴かないなぁ
 うむ、微妙だな。「恋人はサンタクロース」って曲のチョイスは非常にアイドル的で言うことなしなんだけど、くずがなぁ。あの出演者の中でくずと他の人をやらせるわけにはいかないから仕方がないんでしょうね。モーヲタ的(あるいはきくちP的)には娘。だけで唄って欲しかったんですけど、番組的にはそうも行かなかったか。5期メンは1年もやってて生演奏と合わせるのが初めてという驚くべき状況なんだけど(多分4期メンも2回目のはず)、そんな事より何より全体的に声が出てないっぽいです。保田さんも声出てないもんなぁ。石川さんが普通に聴こえましたもん。あのチャーミーがですよ。多分リハーサルの時間もそんなに取れなかったんだろうけど、それを差し引いてももう少し頑張って欲しい所です。
 しかし立ち位置を固定すると露骨にフロントメンバーがはっきりしますね。

 本音を言えば「ここにいるぜぇ!」を生演奏でやって欲しかったですが。
02/12/25
silent snow stream
 特派員から報告があった24日に名古屋で行われたメロンの無料イベントのセットリスト。

01. 香水
02. ガールズパワー・愛するパワー
03. 夏の夜はデインジャー!
04. さぁ!恋人になろう
05. This is 運命
06. スキップ!

 うぎゃー! 何だよ、この無料イベントなのに気合入りまくりのセットリストは。しかも全部フルて。有給取って行けば良かった…。どうせ、あまり仕事してないし。 くそ、ドラえもんは何処だ! タイムマシンを、タイムマシンをー!!
 同じく特派員からの報告によると「赤いフリージア」は近日公開でディスコとかデジロックとかそんな感じらしいです。「夏の夜はデインジャー!」「香水」と2作ほど静か目の曲が続いたけど、今度は踊れる曲っぽい。

 つーわけで、何かレポあったらよろしく>いたくん。

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 夏先生の「変身革命 You can do it!」を買ってきました。すんげぇ面白いです、この本。少なくとも娘。ファン(4期メン以前に限定されますけど)は楽しめるはずです。つんくと共に一番長く娘。に接している人ですからメンバーの事を凄く良く見てますし、娘。メンバーとの対談ではお互いに結構ぶっちゃけて話してます。「ブギートレイン'03」は抜きにしても一見の価値ありです。特に石川梨華ファンは一家に一冊ね。
 巻末の夏ワークスを見ると「BE HAPPY 恋のやじろべえ」は夏先生の振り付けじゃないみたい。ちょっと意外。
02/12/28
仕事収め
 来た! ついに「1st Anniversary(予想)」発売。ライブから発生した良い流れを上手く次に繋ぐ意味でかなり重要。「ファーストKISS」は無理でも「ファーストタイム」くらいのレベルはお願い←これも高望みしすぎ。でも名古屋のライブは3/9。もう1週間早く発売してくれないかな。
 残念。めろんぱじゃ「赤いフリージア」流れなかった…。スキー場まで行くか? いやいやいやいや。来年までお預けだわ。しかしメロンはソロライブやってどこの会場も死ぬほど盛り上がってるのに、まだ握手会をやるっつーのが凄いわ。もうぼちぼちいいんとちゃうか? と思う一方、メロンはそういう草の根活動を続けて欲しいな、とも。似合うしね、メロン。

 「ひとつの音楽を好きな人同士がひとつになった」ってすっげー良い言葉よ、柴ちゃん

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 来ました。うたばん石川梨華の時代が到来しました。どうやら保田さん亡き後(まだいるけど)のターゲットを石川さんに決めたようで。毎回化学くんが出てくるかと思うと頭痛の種が絶えませんが、まぁ近親憎悪みたいなもんだし。しっかしタンポポで出た時に一言も話さなかったのが嘘のようです。
02/12/30
This year's TOP5-2
 今年も色々あったでしょう、ハロプロ重大ニューストップ5。

1位 : 矢口真里、コンサート最中に倒れる
ビックリした。ただ一言ビックリした。プロなんだから体調管理をしなかった矢口さんも非難されるべきなのかも知れないですけど、そんな事より非常事態なわけですよ。観客の目の前で倒れるなんてのは。スタッフが気づくかどうか分かりませんけど、間違いなく警鐘でしょう。
2位 : ユニット改編
良くも悪くもこれの印象は強いです。ユニットの改編自体についてはそれはモーニング娘。の歴史でもあるので否定する気は毛頭ないんですが、その後の立ち上げが失敗です。いつものように考える暇を与えないように毎週リリースすべきでした。ミニモニ。に至っては中途半端な形での活動になってしまってますし。プッチなんて…。
3位 : 松浦亜弥大ブレイク
「ファーストKISS」「♡桃色片想い♡」、ファーストツアーと正直ここまで1人立ち出来るようになるとは思わなかったです。後半は楽曲に恵まれていないですけど、アイドル歌手としては間違いなく逸材でしょうから来年以降その幅を広げるのかそれとも深化していくのか期待半分不安半分です。
4位 : ごっつぁん卒業
卒業後の娘。への影響度は間違いなく過去の卒業と比べてもナンバー1でしょう。そのおかげで「ここにいるぜぇ!」のテンションの高さがうまれたのでしょうし。娘。の方は大丈夫っぽいですけど、ごっつぁんの方はどうなんでしょうね。ちょっと迷走してる気がしなくもないですけど。
5位 : メロン記念日プチブレイク
ブレイクと言ってもハロプロ界隈だけでしょうけど、武道館の「告白記念日」と松浦秋コンの「さぁ!恋人になろう」を比べてみてください。まさかこの日が来るとは思いませんでした。

 娘。はそのターゲットを我々アイドルファンから親子に変えてますから、そういう点で娘。本隊よりその周辺のハロプロに目が行くのは仕方がないでしょう。ただ、松浦が美空ひばり、ごっつぁんが越路吹雪/加山雄三と一般層へ届く策を講じていますからこの2人も娘。みたいな活動になるかも知れませんね。
02/12/31
Goodbye 2002
 ハム太郎の映画を見てきました。

 娘。とごっつぁんが前面に出まくっててキャラクターまで作ってもらってストーリーに関わってくる登場の仕方をするのかと思いきや、登場シーンは1分ほど。しかも台詞はおはスタとかで流れている自己紹介のみ。あとはトゥーンレンダリングのCGキャラが動き回るだけ。ミニモニ。もほとんど出ないし、それ目当てで行くとお金を損します。間違いなく。
 映画自体はどうでもいいです。見ないし、ハム太郎。言ってみればガンバの冒険の21世紀版なのかも知れないですけど。

 本来の目的の「ゴジラ×メカゴジラ」はすんげぇ面白かったです。

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 今年も終わろうとしています。今年1年(厳密にはまだ1年になってませんけど)、ここを訪れてくださった方、どうもありがとうございます。また来年もよろしくお願いします。